高等部 学部紹介
◎高等部目標
〈からだ〉 |
自分の体を知り、健康に配慮しよう 「社会で働く」体力をつけよう |
〈せいかつ〉 |
基本的生活習慣を確かなものにしよう 実生活に即した力を養おう 人との関わり方を学ぼう 社会のルールへの理解を深めよう 「働く」ことへの意識を高めよう |
〈こころ〉 |
穏やかな気持ちを保って生活しよう 思いを自分らしく表現しよう 興味を広げ、余暇を充実させよう |
〈まなび〉 |
日々学んだ事柄を社会生活に生かせるようにしよう |
◎生徒数
|
H30年度 |
R元年度 |
R2年度 |
R3年度 |
R4年度 |
|||||
|
男子 |
女子 |
男子 |
女子 |
男子 |
女子 |
男子 |
女子 |
男子 |
女子 |
1年 |
18 |
8 |
24 |
8 |
20 |
6 |
13 |
9 |
9 |
11 |
2年 |
25 |
7 |
19 |
8 |
22 |
8 |
21 |
7 |
13 |
9 |
3年 |
28 |
11 |
25 |
7 |
19 |
9 |
21 |
8 |
21 |
6 |
◎コース・類型について
高等部の学習課題の多様化する現状に対応するため、平成21年度から類型性をとりました。さらに生徒の自立と社会参加に必要な力を育成するために、令和3年度から職業コースの募集を停止し、Ⅱコース(Ⅱ類型)の生徒も広く一般就労を目指して学習活動に取り組みます。
◎目指す生徒像
令和3年度以降の入学生
Ⅰコース | Ⅱコース |
【からだ】 ・歯磨き、洗顔、手あらい等ができる |
【からだ】 ・自分の体を清潔に保つことができる ・健康に関する知識を増やし、自ら健康管理ができる |
【せいかつ】 ・着替え、排泄等ができる ・進んで集団行動に参加できる |
【せいかつ】 ・身だしなみやマナーを身につける ・積極的に挨拶、返事ができる ・決められたルールを守ることができる |
【こころ】 ・要求、拒否、思いなど自分の意思や感情を表現できる |
【こころ】 ・集団の中で、自分の思いや意見を適切に表現することができる |
【まなび】 ・実生活に必要な基礎的な習慣を形成できる |
【まなび】 ・働く生活を想定した習慣を形成できる |
【はたらく】 ・自分から作業に向かう姿勢を身につける ・仕事の内容を理解し一定時間集中し作業ができる |
【はたらく】 ・様々な職業があることを知り、働くことへの興味関心を持つことができる ・自分の役割を理解し、継続して仕事に取り組むことができる ・就労を意識し、体力作りに取り組むことができる |
【くらす】 ・お金の大切さに気づきお金の使い道を考えて使うことができる ・日常生活で必要なスキルを身につける |
【くらす】 ・収入と支出のバランスを考え、計画的に消費生活を送ることができる ・公共交通機関の利用、家庭生活にかかわることなど社会自立を目指した生活スキルが獲得できる |
【たのしむ】 ・興味関心を広げる ・仲間との生活を楽しむことができる |
【たのしむ】 ・自分に合った余暇活動を見つけ楽しむことができる ・いろいろな文化活動や地域のイベントなどにも参加し、余暇の幅を広げていく |
令和2年度以前の入学生
高等部 普通科 |
||
普通コース |
職業コース |
|
Ⅰ 類 型 |
Ⅱ 類 型 |
|
【からだ】 ・歯磨き、洗顔、手あらい等ができる |
【からだ】 ・自分の体を清潔に保つことができる |
【からだ】 ・健康に関する知識を増やし、自ら健康管理ができる |
【せいかつ】 ・着替え、排泄等ができる ・進んで集団行動に参加できる |
【せいかつ】 ・身だしなみやマナーを身につける ・積極的に挨拶、返事ができる |
【せいかつ】 ・決められたルールを守ることができる ・場に応じた挨拶や振る舞いができる |
【こころ】 ・要求、拒否、思いなど自分の意思や感情を表現できる |
【こころ】 ・集団の中で、自分の思いや意見を表現することができる |
【こころ】 ・かかわる相手との関係に気づき、自分の思いや意見を適切に伝えることができる |
【まなび】 ・実生活に必要な基礎的な習慣を形成できる |
【まなび】 ・働く生活を想定した習慣を形成できる |
【まなび】 ・職業生活を遂行するのに必要な実践的な習慣を形成できる |
【はたらく】 ・自分から作業に向かう姿勢を身につける ・仕事の内容を理解し一定時間集中し作業ができる |
【はたらく】 ・働くことへの意識を高め様々な職業があることを知り興味関心を持つことができる ・自分の役割を理解し、継続して仕事に取り組むことができる |
【はたらく】 ・一般就労を意識し、基本的な作業姿勢や長時間労働に対する体力や耐性を身につける ・社会生活の中で自分が果たすべき役割があることを理解し、実行することができる |
【くらす】 ・お金の大切さに気づきお金の使い道を考えて使うことができる ・日常生活で必要なスキルを身につける |
【くらす】 ・生活するために必要なものを計画的に消費することや保管することの大切さを理解して実践できる ・公共交通機関の利用等の実生活に必要なスキルを身につける |
【くらす】 ・労働の対価としての給与の意味を理解し、計画的に消費生活を送ることができる ・公共交通機関の利用、家庭生活にかかわることなど社会自立を目指した生活スキルが獲得できる |
【たのしむ】 ・興味関心を広げる ・仲間との生活を楽しむことができる |
【たのしむ】 ・自分に合った余暇活動を見つけ楽しむことができる |
【たのしむ】 ・いろいろな文化活動や地域のイベントなどにも参加し、余暇の幅を広げていく |
◎各コースの時間割と主な授業内容について
「高等部普通科 Ⅰコース・普通コースⅠ類型」
<時間割>
≪Ⅰコース・Ⅰ類≫
|
|
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
8:55 9:45 |
1 |
日常生活の指導(生活) |
||||
9:50 10:40 |
2 |
生活単元 学習 |
作業学習 (作業) |
音楽 |
作業学習 (作業) |
自立活動 国語・数学 |
10:50 11:40 |
3 |
生活単元 学習 |
体育 |
総合的な 探究の時間 (サークル) |
||
11:50
|
4
|
日常生活の指導(課題)・自立活動・給食 |
||||
13:20 14:10 |
5 |
自立活動 |
美術/生活単元学習 |
進路 |
生活単元学習/美術 |
HR |
14:15 14:55 |
6 |
日常生活の指導(生活) |
「Ⅰコース(Ⅰ類型) 主な授業内容」
教科 |
目標 |
具体的な活動 |
日常生活の 指導 |
日常生活の基本的な知識・技能を身に付ける。 |
朝の会、運動、清掃、帰りの会 |
生活単元学習 |
学校行事に見通しを持って取り組む。 行事・校外学習や宿泊学習等の活動を通して体験を広げ、生活力をつけていく。 公共交通機関の利用や公共の場でのルールやマナーを知り、実践に生かす。 社会生活に関する課題の学習を通して経験の幅を広げ、卒業後に必要な自立の力をつけていく。 |
行事単元、季節単元、課題単元、制作活動、栽培・飼育、調理など |
作業学習 |
卒業後の職業生活を意識し、集団行動への適応力や作業能力を高める。 |
窯業班・農芸班・手工芸班・エコリサイクル班・木工班・環境整備班 |
自立活動 |
情緒の安定をはかる。 姿勢・動作の基本技能を獲得する。 友だちと楽しく活動できる。 |
運動・認知学習・集団活動 |
音楽 |
音楽の楽しさを味わう。 曲を聴いて、その美しさや楽しさを感じることができる。 楽器に興味を持ち、簡易楽器で演奏を楽しくことができる。 音楽の雰囲気を感じ、リズムに合わせて身体表現ができる。 |
歌唱・鑑賞・器楽・身体表現など |
保健体育 |
動きを通して身体意識、知識能力、情緒を発達させる。 健康な身体を育てる。 |
サーキット・ムーブメントなど |
美術 |
様々な素材による制作を体験することで、のびのびと自己表現ができる。 道具や器具の使用により手指の巧緻性を養う。 |
描画・版画・デザイン、工芸など |
総合的な学習・ 探究の時間 |
様々な体験をし、仲間と楽しく過ごすことができる。 |
サークル活動 |
特別活動 |
クラスの仲間を意識し、人間関係の形成や健全な生活態度の育成につなげる。 全校集会等で他学部の生徒との交流や目標の発表をする中で自主性の育成、人間関係の形成につなげる。 |
HR(学級活動)・学校行事(全校集会)、児童生徒会活動など |
「高等部普通科 Ⅱコース・普通コースⅡ類型」
<時間割>
≪Ⅱコース・Ⅱ類≫
|
|
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
8:55 9:45 |
1 |
日常生活の指導(生活) |
||||
9:50 10:40 |
2 |
生活単元 学習 |
作業学習 (作業) |
体育 |
作業学習 (作業) |
国語数学 |
10:50 11:40 |
3 |
生活単元 学習 |
音楽 |
総合的な 探究の時間 (サークル) |
||
11:50
|
4
|
日常生活の指導(課題)・自立活動・給食 |
||||
13:20 14:10 |
5 |
自立活動 進路 |
美術/生活単元学習 |
進路 |
生活単元学習/美術 |
HR |
14:15 14:55 |
6 |
日常生活の指導(生活) |
「Ⅱコース(Ⅱ類型) 主な授業内容」
教科 |
目標 |
具体的な活動 |
日常生活の 指導 |
日常生活の知識・技能を社会生活で生かせるようにする。 |
朝の会、運動、清掃、帰りの会 |
国語 |
社会生活に必要な国語について理解を深め、それを適切に活用する能力と態度を育てる。 |
漢字練習・作文・挨拶、報告の仕方、メモの取り方など |
数学 |
生活に必要な数量や図形などに関する理解を深め、それらを活用する能力や態度を育てる。 |
お金・計算機・時計・長さ・重さ、図形など |
生活単元 学習 |
学校行事に見通しを持って取り組む。 行事・校外学習や宿泊学習等の活動を通して、体験を広げ生活力をつけていく。 公共交通機関の利用や公共の場でのルールやマナーを知り、実践に生かす。 社会生活に関する課題の学習を通して経験の幅を広げ、卒業後に必要な自立の力をつけていく。 |
行事単元、季節単元、課題単元、制作活動栽培・飼育、調理など |
職業 |
進路に関する関心を高め、自己理解・自己啓発に努める。 職業や企業・事業所への認識を深め、進路に向けた早期準備の取り組みをする。 将来設計をもって自己の進路を決定する。 |
作業的な学習、ルールやマナー、校内実習や現場実習に向けた取り組み、卒業後のサービス等の学習など |
作業学習 |
卒業後の職業生活を意識し、集団行動への適応力や作業能力を高める。働くことに必要な知識、態度を身につける。 |
窯業班・農芸班・手工芸班・エコリサイクル班・木工班・環境整備班 |
自立活動 |
基礎的な概念の獲得をはかる。 コミュニケーション力を向上させる。 社会性・ソーシャルスキルを養う。 |
認知学習 SST |
音楽 |
音楽の楽しさを味わう。 曲を聴いて、その美しさや楽しさを感じることができる。 楽器に興味を持ち、みんなに合わせて演奏することができる。 音楽の雰囲気を感じ、リズムに合わせて身体表現ができる。 |
歌唱・鑑賞・器楽・身体表現など |
保健体育 |
いろいろな運動を通して、体力や運動能力の向上を図る。 集団意識を持ち他者と関わりながらルールを守って活動できる。 |
陸上競技・球技・体操など |
美術 |
作品作りに興味を持ち、のびのびと自己表現ができる。 道具や器具の使用により手指の巧緻性を養う。 |
描画・版画・造形活動など |
総合的な 探究の時間 |
様々な体験をし、仲間と楽しく過ごすことができる。 |
サークル活動 |
特別活動 |
クラスの仲間を意識し、人間関係の形成や健全な生活態度の育成につなげる。 全校集会等で他学部の生徒との交流や目標の発表をする中で自主性の育成、人間関係の形成につなげる。 |
HR(学級活動)・学校行事(全校集会)、児童生徒会活動など |
高等部(普通科) 【職業コース】
<時間割>
|
|
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
8:55 9:45 |
1 |
生活(運動・朝の会) |
||||
9:50 10:40 |
2 |
国語 |
職業Ⅰ (清掃) |
音楽 |
職業Ⅰ (清掃) |
数学 |
10:50 11:40 |
3 |
職業Ⅰ (農芸) |
体育 |
総合的な 探究の時間 (サークル) |
||
11:45 12:35 |
4 |
数学 |
自立活動 |
国語 |
自立活動 |
|
|
|
給食・昼休み |
||||
13:20 14:10 |
5 |
家庭/美術 |
職業Ⅱ (進路) |
職業Ⅰ (委託作業) |
職業Ⅰ (農芸) |
HR |
14:15 15:05 |
6 |
生活単元学習 |
||||
15:15 |
S H R |
「職業コース 主な授業内容」
教科 |
目標 |
具体的な活動 |
日常生活の 指導 |
学校生活や家庭生活をより自立的、発展的にできるようになる。 |
目的のある生活 ルールとマナー 体調管理 協調性 |
国語 |
社会生活に必要な国語について理解を深め、それを適切に活用できるようになる。 |
挨拶・自己紹介・報告・敬語の使い方・電話での話し方など |
数学 |
生活に必要な数量や図形などに関する理解を深め、それを適切に活用できるようになる。 |
四則計算・小数・分数・計算機・お金・時計・暦・長さ・重さなど |
生活単元 学習 |
学校行事に見通しを持って取り組む力をつける。 行事・校外学習や宿泊学習等の活動を通して生活体験を広げ、生活力をつけていくとともに卒業後の自立に必要な力を培う。 |
進路学習・宿泊学習・修学旅行などに向けた取り組みなど |
職業 |
各種機械、器具等の正しい取扱い、技術の習得を目指す。 作業を通して、体力・集中力・正確さを養う。 グループで作業を行うことにより、責任感と協調性を養う。 進路に関する関心を高め、自己理解、自己啓発に努めることができる。 職業への認識を深め、進路に向けた早期準備と取り組みをする。 将来設計を持って自己の進路を決定することができる。 |
清掃・農芸作業 軽作業、委託作業、 ワークサンプル、礼儀・日常のマナー・実習前学習 書類・履歴書の書き方など |
自立活動 |
コミュニケーション力を向上させる。卒業後の生活を意識した社会性・ソーシャルスキルを養う。 ワークサンプル幕張版(MWS)で職業生活に必要なスキルを養う。 |
SST ワークサンプル幕張版(MWS) |
音楽 |
音楽の楽しさを味わう。 のびのびとした声でみんなと合わせて歌うことができる。 曲を聴いて、その美しさや情景を感じることができる。 楽器の特色や音色を生かしながら、みんなに合わせて演奏することができる。 音楽を聴いて感じた雰囲気を創造的に身体表現ができる。 |
歌唱・鑑賞・器楽・身体表現など |
保健体育 |
自己の体力向上を図るとともに健康・安全を確保し生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てる。 競技を通じて協力、公正、責任などの態度を養う。 |
陸上競技・球技・器械体操・持久走、スポーツテストなど |
美術 |
素材や表現を工夫することで、作品作りに興味を持ち、より豊かに制作する喜びを味わう。またのびのびと自己表現ができる。 |
描画・版画・鑑賞など |
家庭 |
将来に向けて、食生活や衣生活、身の回りのことについて基本的なことができる。 自分の身の回りのこと、安全や清潔についてこころがけることができる。 自分や自分自身に関わる人々との関係を理解し、将来を見据え目的に向かって毎日の生活を充実したものにする。 |
マナーの基本・衣生活・食生活・調理など |
総合的な学習・探究の時間 |
様々な体験をし、仲間と楽しく過ごすことができる。 卒業後の余暇活動につなげる事ができる。 |
サークル活動 |
特別活動 |
クラスの仲間を意識し、人間関係の形成や健全な生活態度の育成につなげる。 全校集会等で他学部の生徒との交流や目標の発表をする中で自主性の育成、人間関係の形成につなげる。 |
HR(学級活動)・学校行事(全校集会)、児童生徒会活動など |
◎令和2年度卒業生進路先 令和4年3月31日現在
種別 | 伊勢市・鳥羽市・志摩市・度会郡 |
企業就労 |
横浜ゴム㈱三重工場 マックスバリュ東海㈱マックスバリュララパーク店 SWSスマイル株式会社 ㈱ぎゅーとらラブリー鵜方店 食の三重づくし三太郎 ㈱サイネックス制作本部 |
就労継続支援A型 |
みなくる 富士リネン三重工場 |
就労継続支援B型 |
あいのその ありんこ 海の子作業所 きのみ 工房ぼちぼち倶楽部 しいの木園 第2南勢就労支援センター ひかり作業所 フルライフ 御薗しらぎく園 みのり |
就労移行支援 |
コラボ ふらっと・つぅ |
生活介護 |
五っぽ かすみ草 きらり くじら こいしろの里 潮音 すばる でんでん ほっとランド 宮の里 ワイズ |
その他(進学など) |
無 |
施設入所 |
無 |
自立訓練 |
無 |