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南勢志摩地域
三重県立水産高等学校三重県立水産高等学校

水産


基本理念

◎めざす学校像
「かけがえのない海を護り、命を尊び、海の恵みを活用する豊かな人間性を備えた人材を育成する」というスローガンのもと、「学力の定着・向上」「希望進路の実現」「豊かな心の育成」を中心に生徒を育成し、地域と社会から信頼され必要とされる学校

学校の特色

■創立123年の伝統を誇る水産高校
伊勢志摩国立公園の一部に位置し、大小60の島々やリアス海岸が織りなす美しい英虞湾に面した環境にあります。豊かな自然と温暖な気候に恵まれたこの地で、生徒たちは3年間のびのびとした高校生活を送ることができます。学校では、「海」「船」「魚」のスペシャリストとなるため、次の2学科5コースに分かれた専門的な学びと実習が行われています。
◆海洋・機関科

●海洋コース
長期航海実習を通して「航海士」として必要な学びを深めるほか、かつおの一本釣りなど漁業技術を中心に習得します。また、操船、海洋気象、漁業、水産生物など海に関する幅広い知識を学ぶとともに、ダイビングやサーフィンなどの技術も習得し、「海のプロフェッショナル」としての成長をめざします。

●機関コース
長期航海実習を通して、船舶機関士として必要な知識と技術を身につけます。ディーゼルエンジン、ボイラー、冷凍機、ポンプなどの学習と実習を行い、船舶、工業、港湾関連分野で活躍する「トップエンジニア」をめざします。

●水産工学コース
長期航海実習には参加せず、「海洋コース」のダイビング実習や「機関コース」の電気工作・溶接等の実習を通して、高度な知識や技術を習得し、多くの資格取得に挑戦します。また、水産業、海洋、商業などの分野を幅広く学び、「多彩な分野で活躍できるエンジニア」としてのスキルアップをめざします。

◆水産資源科

●アクアフードコース
水産物の製造や加工実習を通じて、乾製品、ねり製品、佃煮、缶・瓶詰、燻製品など幅広い「食」に関する技術を習得します。また、品質管理や安全管理、流通、商品開発について学び、海の恵みを伝える「食のリーダー」をめざします。

●アクアデザインコース
海洋生物の種苗生産や飼育管理の知識、アクアリウム(水槽の飼育・展示)設計技術を学びます。さらに、地域産業である真珠養殖を含む水産生物の養殖技術や水揚げ加工の方法を習得。海洋環境保護や海洋生物の理解を深め、「豊かな海を守るプロフェッショナル」としての成長をめざします。

■卒業後の進路
在学中に培った知識や技術、取得した資格を活かし、ほぼ100%という高い就職率を実現しています。また、さらなる知識の深化をめざして、水産・海洋系の大学や専門学校へ進学する生徒も多数います。さらに、卒業後には2年間の専攻科が設置されており、航海実習や工場実習を通じて、上級海技士資格の取得をめざす環境も整っています。

※海技士や小型船舶などの船舶関連免許を取得するには、国土交通省が定める身体検査基準を満たす必要があります。詳細は国土交通省のホームページをご確認ください。

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水産高校は、県内で唯一水産科の学習ができる特別な学校です。島国である日本の産業は、海に関連する職業で働く人々に支えられています。この学校では、将来、水産業や船舶・港湾関係の仕事を目指す人々や、豊富な資格を取得してスペシャリストとして活躍したい人を積極的に迎え入れています。令和6年3月には、新しい「実習船しろちどり(四代目)」が竣工し、さらに充実した実習環境が整いました。
詳しい情報は、学校のホームページやFacebookをご覧ください。

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