第72回飯南高校体育祭が9月18日に実施されました。

今年の体育祭は、感染症予防と熱中症予防の観点から大幅に内容が変更され、さらに時間も短縮し行われました。テーマは「WaterFestival」。水を利用した種目が数多くあり、特に盛り上がりをみせたのが「水風船キャッチ」という種目でした。内容としては担任が入った6人1チームで、それぞれがソーシャルディスタンスサークルに入り、投げられた水風船を割れないように優しくキャッチするというものでした。

総合優勝し たのは1年3組。作戦を上手にたてての一番でした。

当初は6月5日行われる予定でしたが、感染症の影響で学校が4月、5月と休校となり、学校行事のほとんどが中止・延期となっていました。

学校に登校できない日々が続く中、「このような時だからこそ出来ることを」を合い言葉に前期生徒会執行部の6人はオンライン会議システム「Zoom」を使い4月21日から合計7回のオンライン会議を休校中に行い、感染症対策の呼びかけやどうすれば学校行事が行えるのかを話し合ってきました。

 学校が再開されてからは三密をさけた体育祭にするために、新種目の「エアグルグル」、「飯南ACT」、「水風船キャッチ」、「○×クイズ」のリハーサルを繰り返し行い、話し合いをし、感染症対策をしながら生徒のみんなに楽しんでもらえるよう試行錯誤しました。

 当日、全校生徒みんながルールを守りながら楽しんでくれている姿を見て、生徒会執行部6人も嬉しそうに各種目のお手伝いをするために走り回っていました。きっと、生徒たちの思い出の1ページとして胸に刻まれた体育祭となったことでしょう。