平成17年3月の卒業文集より

 高校3年間で修学旅行、文化祭など面白い事がたくさんありました。その中でも一番面白かったのが電気工学科に入って最初は怖い先生だと思っていたら、実はとても面白い先生で授業中に色々な話をしてくれた事、それがとても面白かったです。そういう授業があったから辛かった事も乗り越えてこれたと思います。3年間でいい経験が出来たと思います
 僕の誇れる事と言えば何と言ってもクラブだと思う。楽しい時もあるけれどはっきり行って7,8割はつらいことが多かった。だけどクラブを引退した今、つらかったけど頑張ってやってこれた自分とクラブでずっとついてきてくれた仲間や後輩たちの思い出を自分の誇れることとして大切にしていきたいと思う。
 僕は高校生になったらいろんな資格を取得したいと思っていたので、入学してからいろんな資格にチャレンジした。資格の勉強をする時に身に付いた、継続する大切さ、あきらめないということが僕の誇れる事だと思う。
 高校生活では、クラブ活動を一生懸命やりました。練習はけっこう厳しかったし、レギュラーにもなれなかったけど、楽しかったです。自分の誇れることといってもたいしたことじゃないんだけど、大会で入賞したことです。3年間で1回しか入賞しなくてしかも小さな大会だったけど、初めて入賞したので自分では誇れる事だと思います。
 試験に合格するために、冬の寒い日にも朝早くから学校へ行って勉強をしたことです。
 この3年間では、たくさんの資格を取得しました。就職してからは、たぶんほとんど使わないだろうけど、それなりに一生懸命やりました。
 3年間は人生のみちを決めるための大事なものであった。これを、これからの人生に活かし「生きていくこと」をまっとうすることができたらいいなと思う。これから苦しみや悲しみが多くなっていくが、それを乗り越える力は3年間で身につけたつもりなので、何も怖くはない。
 この3年間で自分は大いに成長できたと思う。その中で、自分を変えたのが生徒会でした。自分が生徒会に入ったのは2年の始めの頃で、3年生の先輩に支えられてばかりでした。そのときの優しさは忘れることはなく、今度は自分が支えることが出来るよう努力しました。会長になって、自分と同じように入ってきた後輩にも優しく支えれたと思います。それ以外にも行事などでも生徒の代表として十分活動できたと思います。
 僕の誇りに思えることは、自分の成長を自分で実感できたことです。たくさんの人に出会い支えられ本当に変われたと思います。
 ありがとうございました。
 この3年間、高校での勉強や資格試験への取り組みを頑張ってきました。2.3年の夏休みは毎日のように資格試験の補習に出ていて、すっごくつらかったけど自分にプラスになったと思う。とても充実した3年間でした。




 電気工学科に入って文化祭や修学旅行等の大きなイベントがありましたが、一番記憶に残っているのはやはり資格取得に関することです。松工電気工学科は特に資格取得に力を入れていて1年生の時から危険物取得者等の試験に挑戦します。僕も色々な資格試験に挑戦しましたが、最も熱心だったのが第2種電気工事士という資格試験です。これを取得すると一般家庭の屋内配線工事を行えるようになるというもので、試験は学科と実技に分けて行われます。僕は実際に電線や工具を使い回路を組むことが大好きだったので早く実技の練習がしたい、と学科試験の勉強をする前から思っていました。電気工学科には1限目が始まる前に行われる零限授業があり、電気工事士の学科の授業もそこで行われました。朝早く起きて学校へ行くのは大変でしたが、僕はこの零限授業がそんなに嫌いではありませんでした。クラス全員が合格を目指して一生懸命授業を聞いている時の静かな空気が僕はとても好きで眠気も吹き飛んでしまいました。学科試験後の実技の練習は本当に楽しかったです。夏の昼間にみんな首にタオルをかけて汗を拭いながら回路を組みました。馴れない間は時間内に完成させるのが精一杯でとにかく早く完成できるようになりたい、と暑さを忘れるくらい集中しました。その努力の結果、試験に合格することができ、その時は本当に楽しかったです。

僕はこれまで色々な資格に挑戦してきて、同じ目標をもった仲間がいるということの素晴らしさに気づくことができました。もし自分一人だけだったなら、資格に挑戦する気にならなかっただろうし、目標に向かって努力することもできなかったかもしれません。仲間と共に目標に向かって努力したり、目標を達成した喜びを分けあったりと、この3年間幸せな時間を過ごすことができました。今思い返してみて、電気工学科に入って本当に良かったと思います。