2014年度

3/6は本校の卒業式でした。本校高等部からは、3年生4人が晴れて卒業しました。前日には在校生主催の「卒業生を送る会」が開催され、ゲームや音楽を楽しみました。卒業生からはこれからの自身の抱負と後輩へのアドバイスが語られました。卒業後はそれぞれの進路先で活躍してくれるものと思います。

C課程の卒業生は「立つ鳥跡を濁さず」のことわざに倣い、卒業前の一週間で、ホームルームをピカピカに磨き上げました。後輩が気持ちよく学習できるように気持ちを込めて清掃しました。

2/6（金）に東員イオンモールに行ってきました。 今回の目標は「買い物」です。衣服や帽子など、それぞれがパンフなどを参考に、事前に考えたものを自分で選んで買いました。昼食はたくさんのお店の中から好みのところを選んで、友だちと楽しくいただきました。

石薬師高校ボランティア部との第3回の交流は、体育の授業で行っている「ティーベースボール」を一緒に楽しみました。1点を争う白熱した試合に、大いに盛り上がりました。
　　

高等部では年間6回ほど、ＡＬＴを招いて英語の学習をしています。個別にテキストを使って英語の学習をするほか、集会で英語の歌などを取り入れて、興味関心を高めながら進める授業もあります。みんなこの授業を楽しみにしています。
　　

H26年度の高等部の文化祭のテーマは「ウエルカムトゥ高等部ステージ」でした。歌、マジックショー、クイズ、太鼓で盛り上がり、全員で楽しいステージをつくりあげることができました!!

９月２９日（月）〜１０月１日（水）の２泊３日で、高等部Ｃ課程２年生が修学旅行に行ってきました。本校高等部の泊を伴う修学旅行は、大阪を拠点とした行程で実施しています。
１日目は海遊館見学、２日目はＵＳＪでの体験学習、３日目は船上から大阪の街を眺めるランチクルーズを体験してきました。
７月の宿泊学習でしっかりと練習したことを生かして、安全で楽しい旅を満喫してきました。
　　　　　　　　　

7月は行事がたくさんあります。3日、4日は鈴鹿青少年センターで宿泊学習、7日は石薬師高校の生徒との交流学習、9日は校内でスポーツ大会がありました。みんな忙しかったですが、しっかりとイベントを楽しみました。
　　　　　　　　　

6月から前期の現場実習がスタートし、2.3年生の3人が実施しました。それぞれ学校生活で学んできたことを生かしてがんばりました。実施した事業所は次の通りです。
◎ つばさ亀山(就労継続A型)
◎ 八野生活支援センター(生活介護)
◎ 八野就労支援センター(就労継続B型)
◎ 和順学園デイサービスセンター(生活介護)

※3年生はいよいよ進路選択の時期に入りました。福祉制度の基本的な理念のひとつに「自己選択・自己決定」があります。卒業後に夢と希望をもちながら安定した社会生活が送れるように、しっかり体験を積み、事業所と信頼関係を築きながらよりよい選択をしていきます。その際は、単に卒業後の居場所を探すということではなく、「実習を通してたくましく成長する」ということを主目的として取り組みます。

高等部では5月14日（水）に、Ｃ／Ｄ課程合同で遠足に行ってきました。今回は、2年ぶりにフラワーパークまで行きました。ふれあい号、福祉タクシー、そして、車いす、徒歩と、いろんな移動手段で現地に集まり、短い時間でしたが楽しいひとときを過ごしました。

　本年度、杉の子特別支援学校本校高等部は、地域からの通学生6人、病棟生4人の計10人の生徒と8人の教職員で学校生活をスタートしました。学部開きでは、それぞれが自己紹介をした後に、学部目標を確認しました。今年も日常の学習やさまざまな行事で協力しあい支え合う中で、生徒の生きる力を育み、一人一人が輝ける高等部を目指して共に努力していきます。
　さて、高等部は社会との接続となる最終学部ですので、卒業後の社会と調和した、健康で文化的な生活の実現のための進路指導が非常に重要になります。自立の基礎となる日常生活の安定のための取り組みや福祉制度の積極的な利用など、家庭、事業所等としっかり連携して、生徒一人ひとりに合ったさまざまな自立をめざして取り組んでいきます。