前回出た案を元に、内容の絞込みとシュミレーションレンズの作成を行った。
内容が盛りだくさんであり、疑似体験の時間を確保するために、内容の厳選をした。
擬似体験の内容は、
公開講座の流れは
擬似体験では、アイマスク・シュミレーションレンズ(白濁と視野狭窄)を用いて、食事と衣服の着脱の疑似体験をする。
参加者で実際に食事の擬似体験を行った。
>アイマスク・シュミレーションレンズをして、自分で食べる場合には、どこに何があるのかを把握するのに時間がかかる。しかし、なんとか自分で出来た。たぶん、ゼリーとお皿があるという事前の情報があるのと、無いのとでは全然違ったであろう。またゼリーであるという事も知っていたし、経験から、ゼリーのパッケージの出し方も知っている。それを知っているから、視覚に制限があっても食べることが出来たのだろう。
介助されて食べる場合は、予告もなく突然唇や口の中にゼリーを持ってこられると、大変大きな驚きや怖さを感じた。事前にコンニャクゼリーを食べるという情報があったからまだ良いものの、盲学校の児童・生徒の場合、目の前の食物を自分の目で確認できない場合が多い。だからどこに何があるのか、児童にきちんと声をかけて食べてもらうことが大事である。介助して児童・生徒に食べてもらう場合は、きちんと声をかけて食べてもらう重要性について、みんなで確認しあった。