三重県立盲学校

グループ研修 弱視グループ
研修テーマ 弱視の見え方と見やすくするための工夫について
第1回(平成20年6月20日)

メンバー確認

研修内容についての話し合い。


グループ研修 弱視グループ
第2回(平成20年7月14日)
●目の解剖的構造について

角膜
目に光を取り入れるとともに眼球を保護する。
網膜
神経膜ともいわれ、受容器である視細胞がありカメラのフィルムの働きをしている。
虹彩
虹彩には瞳孔があり、目に入る光の量を調節するカメラの絞りの働きをしている。
水晶体
厚みを変えることによって遠近の調節を行い、カメラのレンズの働きをしている。近くの物を見る時は水晶体の厚みを増し、遠くの物を見る時は、水晶体が薄くなる。
盲点
視細胞がないため、視野の欠損箇所となる。実際に体験をして、健常者でも見えなくなる部分があることを知った。
シュレム管
眼房水の排出を行う。(眼房水をうまく排出できないと眼圧が上昇する)

グループ研修 弱視グループ
第3回(平成20年9月19日)
●眼疾について

緑内障
眼圧の異常をきたす病態。眼房水の排泄障害が原因。視野の欠損、視力低下。
糖尿病網膜症
視力の低下、失明に至ることも。
網膜色素変性症
夜盲、視野狭窄(外側から)、視力低下を症状とする疾患。
黄斑変性症
中心部の視野が欠損され、視力の低下を生じる。
白内障
水晶体が混濁したもの。視力低下、かすみ目、復視、まぶしさを感じることも。

グループ研修 弱視グループ
第4回(平成20年11月21日)
●拡大読書器

ポータブル型拡大読書器、据え置き型拡大読書器(カメラが分離しているタイプと、一体化しているタイプ)の特徴と使い方を学んだ。

ポータブル型は、画面に収まる文字数が少ないので、焦点距離の合わせ方、使い方に習熟が必要である。

据え置き型は、画面に収まる文字数の調節が可能で、文章の書き込みなどが行える。


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