三重県立盲学校
平成17年度点字グループ研修
「点字表記法の基礎理解と指導について」
第2回
1)50音書きに挑戦
2)小学部での点字導入について
1.点字学習のレディネスについて
- 何でも触れる指、自発的な探索行動、触察経験の豊かさ
- 触運動のコントロールと手指運動の分化、両手の分業と協応
- 事物の分類
- 触空間の形成、点の位置づけ
- 話し言葉の分解・構成、音による単語の分解・構成、きれいな発音
- バーバリズムからの脱却
- 象徴機能の学習と点字学習への動機づけ
2.ビデオ学習
点字導入以前の全盲児に対する授業実践を学習した。
3)点訳のポイント
- 外字符と外国語引用符の使い分け
- アルファベットの後は、マス開け
- 「て」・「で」の後は、マス開け
- 複合名詞・複合動詞は離れない。
- 「こ・そ・あ・ど」言葉は、独立
- 形式名詞は独立
- 「ない」が離れる時と、続く時
4)練習問題
- 人生は、川の流れのようだ。
- 父さんとお母さんがいてくれて、本当に幸せだと思う。
- 王様がそのようなことを言うはずがない。
- コップ一杯のお酒で、おなかが一杯になった。
- 一郎は、もう一度、三角形を描いた。
- 愛することと恋することは違う。
- その意見に関し、質問し、退出した。
- tvの番組表ばかりを見ている。
- 夏はTシャツとポロシャツで過ごした。
- 思い出すのは、見送っているところだ。
- そのままにした方が、良かった。
- 疲れたら、歩かなくても、差し支えない。
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