2014年3月7日
加太のかんこ踊り
県指定・県選択

指定区分
県指定・県選択
季節区分
夏(6~8月)
地域区分
北勢
開催地
亀山市
祭りの種類
風流踊り
みえ祭り協力隊
-動画
あり
【開催日】8月14・15日
【開催地】亀山市関町加太
加太川上流の河谷域に点在する集落のうち5地区に伝わる踊りで、初盆供養のなかで「太鼓踊り」と称し踊られる。踊り場中央には花飾りを付けた灯籠を天蓋状につるしたり、大きな雪洞を地面に立てたりする。
踊りはガクと称する長胴の太鼓を打ち、笛と唄が加わり、踊り子は胸に曲げ物でつくられた締太鼓(鞨鼓)をつけ、両手に撥をもち打ち鳴らしながら踊る。地区ごとに踊りの内容や呼称、出で立ち等が多少異なり、ジュンヤク踊りや獅子頭を付けた踊りを踊る地区もある。
5か所が内容的に多少の異なりを見せるとはいえ、共通した踊りを継承していることは貴重である。また、「じんにゃく踊り」「獅子踊り」といった民俗芸能として注目される踊りが伝承され、学術的にも意義深い内容となっている。
本県内に比較的広く分布する「かんこ踊り」の一種ではあるが、これがまとまって伝承されている地域のあり方、踊りが伝える時代性、民俗文化の東西交流の姿をうかがわせる内容など貴重な価値を有する。
【開催地】亀山市関町加太
加太川上流の河谷域に点在する集落のうち5地区に伝わる踊りで、初盆供養のなかで「太鼓踊り」と称し踊られる。踊り場中央には花飾りを付けた灯籠を天蓋状につるしたり、大きな雪洞を地面に立てたりする。
踊りはガクと称する長胴の太鼓を打ち、笛と唄が加わり、踊り子は胸に曲げ物でつくられた締太鼓(鞨鼓)をつけ、両手に撥をもち打ち鳴らしながら踊る。地区ごとに踊りの内容や呼称、出で立ち等が多少異なり、ジュンヤク踊りや獅子頭を付けた踊りを踊る地区もある。
5か所が内容的に多少の異なりを見せるとはいえ、共通した踊りを継承していることは貴重である。また、「じんにゃく踊り」「獅子踊り」といった民俗芸能として注目される踊りが伝承され、学術的にも意義深い内容となっている。
本県内に比較的広く分布する「かんこ踊り」の一種ではあるが、これがまとまって伝承されている地域のあり方、踊りが伝える時代性、民俗文化の東西交流の姿をうかがわせる内容など貴重な価値を有する。