1964年10月16日

円座の羯鼓踊(えんざのかんこおどり)

県指定・県選択
指定区分
県指定・県選択
季節区分
夏(6~8月)
地域区分
南勢志摩
開催地
伊勢市
祭りの種類
風流踊り
みえ祭り協力隊
-
動画
-
【開催日】8月15日
【開催地】伊勢市円座町

伊勢市円座町に伝わる民俗芸能である。毎年、8月15日夕刻から正覚寺(しょうかくじ)境内で行われる。伝承では慶安年間(1648~1651)に伝えられたとされる。戦後一時中断されたが、現在は円座町の羯鼓踊保存会により行われている。

踊り手は、白馬の尾で作ったシャグマをかぶり、白黒の胴着、菅の腰ミノをつけ、カンコを腹につるし、手にはバチを持つ。鉦(かね)、大太鼓、法螺貝(ほらがい)、音頭に合わせて、火を囲んで輪になって踊る様子は、南洋風の衣裳とあいまって非常に幻想的で美しい。

念仏踊りとして「入波」「大踊」「一心きみょう」など5種類、豊饒踊り(ほうじょうおどり)として「牛若」「落人」「数え歌」など5種類が現在伝えられているが、まず念仏踊りから始めることになっており、盆行事としての位置付けがよくわかる。

みんなの投稿

まだ登録はありません。