1970年3月1日

古和浦山神祭(こわうらやまのかみまつり)

市町指定・市町選択
指定区分
市町指定・市町選択
季節区分
冬(12~2月)
地域区分
南勢志摩
開催地
南伊勢町
祭りの種類
その他
みえ祭り協力隊
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動画
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【開催日】1月6日深夜から7日未明
【開催地】南伊勢町古和浦 山の神社境内

南伊勢町古和浦の山の神社境内で、1月6日深夜から7日未明にかけて行われる。6日深夜になって、山の神社手前の鳥居に「宝物」(ナタ・ヨキ・ノコギリ、鎌、クワ、カラスキ、タイ、イワシ、カツオ、サバといった山農海を示す造り物)を飾り付けた大注連縄を掛け、鳥居下に設けられた祭壇に神饌を供えた後、鳥居からさらに山上にある山の神の祠を開扉する。
 7日午前零時を過ぎると、山の中に入っていた烏役が「カァー、カァー」と鳴き、この合図で祭りが始まる。鳥居下の祭壇での修祓、祝詞奏上、玉串奉奠の後、懐にオコゼをしのばせた一之当と二之当による村内泰平、五穀豊穣、大漁を予祝する掛け合いとなり、その後、一之当が「秘密のイオをみせましょうか」といって懐のオコゼを少しのぞかせる。そこで二之当が「もそっと」とねだり、一之当の「ならぬ」といった問答を行ってオコゼを供え、その後、祭り参加者全員で初笑いをして終わる。オコゼは祠裏に埋めて帰ってくる。

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