1963年1月11日

馬瀬の狂言(まぜのきょうげん)

県指定・県選択
指定区分
県指定・県選択
季節区分
秋(9~11月)
地域区分
南勢志摩
開催地
伊勢市
祭りの種類
風流踊り
みえ祭り協力隊
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動画
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【開催日】9月中旬の日曜
【開催地】伊勢市馬瀬町

伊勢市内で、馬瀬以外に狂言を伝えるのは伊勢三座の系譜をひく通と一色であるが、通と一色の狂言が囃しを行わないのに対し、馬瀬では一部に囃しの入るものがあり、特徴的であるとされる。馬瀬狂言の起源はさだかではないが、京都の狂言師、野村小三郎玉泉が故あって、一座から勘当され、流寓して鳥羽にいるのを、馬瀬の地に招聘し、指導を受けたと言い伝えられている。小三郎は万延元(1860)年の生まれで、馬瀬狂言に今も遺る「長久楽」「豊年貢」は彼の作曲である。大戦前から中絶していたが、昭和35年に復興された。かつては馬瀬神社前の広場で、毎年2月20日の神社の祭日に行われたが、現在は9月15日頃に公民館の特設舞台で披露される。

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