平成15年度入学式 2003/09/01掲載
 地震発生時における生徒の適切な非難誘導の徹底を図る目的で、防災避難訓練を行いました。
 1.実施日時  2003年9月1日(月)10:40〜11:30(始業式終了後)
 2.想定     震度7(マグニチュード8)程度の地震が発生
           校舎内外の施設設備が倒壊
           体育教官室から出火
           濃煙が体育館天井へ上昇し、延焼の恐れあり
 3.行動     地震発生と同時に生徒は頭部を保護し、体育館内で第1次避難
           地震動終了後、避難経路に従い玄関前駐車場へ避難
 4.訓練     点呼・人員確認後、消火訓練を実施。消防署職員による講話。

 1200名が3つの出口から避難するということで、やや迅速さに欠けました。消防署の方の講話では
 「本日の避難の様子では、この中の3分の2の人は死亡します。職員・生徒ともにもう一度、避難経路・避難方法を再検討してください」との厳しい評価を受けました。
 また、生徒の消防から皆さんへのお願いとして
 「災害が発生したらまずは、自分自身の安全を確保し、次に家族の安全を確認した後は、ぜひ災害ボランティアとして、地域の人を助けてください」
 ということでした。
 訓練の途中で消防に緊急連絡がありました。近くで枯れ草火災が発生したとのことでした。訓練に参加していたポンプ車は緊急出動、さすがに消防署の皆さんはお見事でした。(火災は誤報だったようです)
 
  
体育館の出口へ 駐車場へ避難します.
火災を想定して、発炎筒が焚かれています。
消防署員から消火器の説明を受ける 初期消火訓練。燃えているガソリンを、消火器で消します。
防災避難訓練の途中で、枯れ草火災の通報を受け、緊急出動するポンプ車。さすがに迅速な動きでした。