講演題目 | 「工学的に臓器を創る!〜再生医療の現状と展望〜」 |
講演者 国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS) 研究員 西口 昭広 先生 |
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日時 平成29年6月30日 (金) 14:30〜16:00 津高校 体育館 |
SSH 2017 講演会 |
国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)から、本校卒業生でもある西口先生を招き、2年生理系生徒を対象に
「工学的に臓器を創る!〜再生医療の現状と展望〜」というテーマで講演をしていただきました。
講演会の様子
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生徒の感想
・豚の内臓とヒトの内臓のつくりは似通っているところがあるが、受精卵にヒトの細胞を入れてヒトの臓器を作るという発想がすごいと思った。新しい接着剤に関してもタラという豚とはまた生活環境が異なる生物のゼラチンを使用することで固まってしまう問題をなくしたのがすごいと思いました。
・どういったものが再生医療として役に立つのか、それを作るためにはどんな材料をもちいらなければいけないのかなど、基準が高い中作っていき、最終的には誰かの命を救うことになるということがとても興味が持てた。
・工学部でも医療に携わる道があると知り驚きました。将来、医療に関わりたいと思っていたので視野が広がりました。
・いろいろな再生医療の具体例がどれも初めてみる内容ですごく面白かった。ただ、まだ、動物を使った実験での成功例があっても実用されるかは定かではなく、値段も高いことが気になりました。再生医療のすごさやそうした実験に興味がわきました。
・自分は新薬を開発する仕事をしたいと思っていますが、薬に限らず、医療に貢献できる新しいものを開発したいと思えた。今、どんな開発が求められているかを知り、自分が本当にやりたいことを見つけたいです。