レポートNo.5
教科書p.102〜120
波の形と振動を結び付ける
波源が1回振動する間,すなわち周期T〔s〕の間に,波は1波長λ〔m〕の距離を進むので,波の速さv〔m/s〕は,
と表される。
多くの場合,波の速さは媒質によって決まるため,振動数を変えても波の速さは変わらない。例えば,高い声でも低い声でも空気中を伝わる速さは同じである。したがって,2式は同じ媒質ならば,振動数が大きい波の波長は短くなることを表している。
音・弦の振動・気柱の振動
・音の三要素…大きさ,高さ,音色
・音の速さ…音速V〔m/s〕は,温度t〔℃〕のとき,
V=331.5+0.6t
・1秒間のうなりの回数(うなりの振動数)fは,2つの音波の振動数fA,fBの差で与えられる。
f=│fA−fB│
・弦の固有振動… fn=n
(L:弦の長さ,n=1,2,…)