論文力やプレゼンテーション能力の向上を図りながら、追究力や発信力を身に付けて進学を目指す系列です。地域の課題を統計データに基づいて考えたり、グローカルな視点でものごとを見たりと、地域を自分ごと化しながら学びを深めています。これらの活動を通して、進学や就職への意欲も高めています。また、三重大学、三重県立看護大学、皇學館大学、鈴鹿大学と連携した授業も行っています。
①「社会科学入門」での高大連携授業
2年次の学校設定科目であるこの授業では、県内大学から行政学、看護学、教育学、経済学を専門とする教員を講師としてお招きして、松阪地域を題材としながらリレー方式での隔週授業を行っています。講師ごとに学問分野が違い、大学レベルの講義は難しい部分もありますが、「地域」をキーワードとしながら自らの興味関心にも繋げて学びを深めています。
②「国際社会と日本」での高大連携授業
2年次の学校設定科目であるこの授業では、様々な時事問題について学ぶ中で、国際社会における日本の役割についてグローカルな視点で考える力を身につけることを目的とし、異文化に触れて理解することで、国際人としての日本人のあり方を学びます。また、大学の先生方に各専門分野の講義をしていただいています。