飯南・飯高地域は伊勢茶・松阪牛・林業など三重県を代表する地場産業があり、自然に恵まれた地域です。その環境の下、農業・木工・陶芸などの実習を中心とした授業を通して、農業・環境・郷土に関わる知識や技術を身につけ、実践的な技能や探究的な態度を養います。また、危険物取扱者資格や農業技術検定などの資格取得にも取り組んでいます。
- 校内農場における農作物の栽培学習
2年次「農業と環境」、3年次「総合実習」の科目は、校内の農場を利用して夏野菜、秋冬野菜の栽培を実践しています。種まき、定植、様々な栽培管理から収穫に至るまで、農作物の栽培に関わる学習を通して、様々な技能を習得します。
② 陶芸家の指導による多様な作陶
2・3年次の学校設定科目である「デザイン加工基礎」では、伊勢志摩サミットの際に各国のファーストレディが昼食会で使用した器を作られた陶芸家、服部日出夫先生を講師にお招きし、2年間を通じて縄文土器から茶碗、湯呑み、一輪挿しやフロアランプに至るまで、生徒は幅広く作陶に励んでいます。
おもな取得可能資格
○危険物取扱者資格(丙種、乙種)
○農業技術検定
○フォークリフト運転技能講習
○玉掛け技能講習
○小型車両系建設機械特別教育
○アーク溶接特別教育