■中学から6年間の学び
飯南・飯高地域の2中学(飯南中学、飯高中学)とカリキュラムの連携や人事交流等により、6年間を通して学習できます。
■特徴的な取り組み
(1)教育課程
① 「郷土学習」の実施
中学校・・・郷土学習を「人間と社会」、総合的な学習の時間、選択科目で実施。
高 校・・・1年次「産業社会と人間」で地域の魅力や課題を探る。
2・3年次「郷土・環境」系列を設置し、専門科目を開設。
② 「人間と社会」と「産業社会と人間」によるキャリア教育の接続
中学校「人間と社会」→高1「産業社会と人間」→高2「キャリアデザイン」→高3「いいなんゼミ」
中学校1年生から高校3年次の6年間で自己の在り方・生き方を探求させ、望ましい職業観や勤労観を養い、目的意識や進路選択能力の育成を図る。
③ 「総合学科」4系列との連携
高校の「郷土・環境」「介護福祉」「総合進学」「コンピュータ」系列に連携する取り組みを総合的な学習の時間や選択教科の中で実施。
(2)生徒の交流
中学校の各学年で高校との交流を年間2回程度実施(生徒交流会・いいなんゼミ発表会見学・体験入学・連携入試対策講座など)。 高校の生徒会執行部や吹奏楽部、應援團Circleが各中学校の文化祭を訪問。その他にも應援團Circleと中学校生徒会等で「道の駅コラボプロジェクト」を立ち上げ、地域に貢献しようという取組も行っている。
(3)教職員の交流
中学3年生から高校1年生のつなぎ学習に重点を置き、中学の教員が高校の授業へ、また、高校の教員が中学の授業に参加している。 教科ごとに相互授業見学や教科会を実施。 中高の生徒指導担当者、人権教育担当者、養護教諭による情報交換。
(4)入学者選抜
学力検査は実施せず、「課題学習のまとめ」と面接による入試。 面接では自分が体験したこと、調べたことをプレゼンテーションソフトなどを利用し発表。 連携入試対策講座で高校1年生が発表の仕方のアドバイスなどを行う。