一人ひとりの「生きる力」を育てる三重県立飯南高校総合学科

「社会科学入門」

どんな授業?

 2年次の学校設定科目であるこの授業では、県内大学から行政学、看護学、教育学、経済学を専門とする教員を講師としてお招きして、松阪地域を題材としながらリレー方式での隔週授業を行っています。講師ごとに学問分野が違い、大学レベルの講義は難しい部分もありますが、「地域」をキーワードとしながら自らの興味関心にも繋げて学びを深めています。

連携授業の日程と内容(令和元年度)

【大学教員担当】

・村林 守  三重中京大学 名誉教授(行政学)

5/ 7 : 社会を支える三つのシステム

5/28 : 私たちを取り巻く地域の課題

・中北 裕子  三重県立看護大学看護学部 准教授(看護学)

6/11 : 看護職の現状と役割、松阪市の地域診断について

6/25 : 高血圧予防への対応策(グループワーク)

・中西 良文  三重大学教育学部 教授(教育学)

9/24 : 地域学習の授業計画を考える

10/15 : 授業計画の共有と改善

・内田 秀昭  三重大学教育学部 准教授(経済学)

11/ 5 : 地方創生と農業

11/19 : 地方創生と地域通貨

 

研究発表会とは?

 授業の集大成として、2月末に研究発表会を行います。発表内容は、地域課題や校外で取り組んできた活動、将来の仕事に関するものなどを、各講師の先生の講義内容に関連させながら生徒自身で選択します。令和元年度については、次のようなテーマで発表がありました。

 ・お茶、飲んでますか?   ・保育の未来について   ・高齢者の生きがいを作ろう!!

 ・ネット配信で地域の活性化   ・アニメで地域を盛り上げるには   ・FOOD LOSS

 ・地域通貨は導入できるのか?   ・レジ袋に対する問題点とは?

 ・マイクロプラスチック   ・空き家と移住   ・飯南地域を授業で取り上げよう

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