2000年度三重県高校サッカー新人大会
〔決勝トーナメント4回戦(準決勝)〕

第1試合
 2000.1.27(土)11:00   kick off
 天候: 雨  津市海浜公園陸上競技場  状況:不良
上   野
 0
 2
 0
 0
 2
 1
  
  1st
  2nd
  extra1st
  extra2nd
 Total
   PK
三   重





Gool Shoot    Player 背番  位置 背番   Shoot Gool
 0   柏木 勇人  1  GK  1   山口耕一郎  0




 
 2
 0
 1
 1
 
  小坂 哲生
  岩崎 弘幸
  吉澤 克也
  松山 雄紀
 
16
 3
 6
17
 

 DF


 
 5
 4
 7
 8
 2
  藤本 夏樹
  椎名  謙
  米倉 匡彦
 (鈴木 宏幸)
  高田 洋平
 3
 0
 0
 0
 




 





 
 1
 3
 3
 1

 
  藤本 和哉
  上西 拓也
  田辺 義智
  加藤 尚紀

 
10
13
14
 9

 

 MF



 
16
14
17
15
13
10
  谷口 純一
 (土屋 勇己)
  野崎 陽介
  谷  佑介
 (山口 佑也)
  世古 祐太
 0
 0
 0
 2
 1
 





 


 
 4
 3
 
  岡山 祐貴
  藤田 隼渡
 
15
 7
 
 FW
 
 
 9
 6
11
  吉村 純一
  工藤 秀雄
 (小林 巧実)
 3
 1
 


 
19    Total   10
        16  GK        13
         7  CK         4
        11  FK        18
         0  fk        10
         0  PK         0
 
 
 
警告(C)・退場(S)
 

 
得点経過


 
 4分 三重:C椎名→H吉村〜S
50分 上野:M田辺CK↑XF藤田
53分 上野:M田辺→S GK XL上西S
67分 三重:ACK↑ XDS
〔選評〕
 新人戦には、チームの立ち上げの早い進学校が、当然優位を示すが、ベスト4の常連になるには、相応の力が必要となってくる。そういった意味では、上野高校は光るタレントはいないものの、個々のスキルレベルは高く、完成度の高い状況で新人戦を迎えた。
一方三重は、準々決勝宇治山田商業に先行を許し、後半追い付きPK戦を制しての進出となり、DFの修正が鍵を握る準決勝1試合目となった。
 立ち上がり、スリッピーなグランドに手こずりながらも、三重は速い出足でボールを拾い、シンプルに前線にボールを送る。上野は三重の圧力にDFラインを上げられず、
中盤の多くを三重に支配されてしまう。中盤のプレスがかからず、DFの背後のリスクマネージメント整わないうち、三重の先制で一方的なゲームが予想されたが、三重もただ前線へ縦を急ぎ、プレーの局面はラグビーのモール状態と化してしまった。
 後半上野は、苦労しながらもパスを繋ごうという意識が見られ、リズムを作り出す。
CKからの混戦で同点に追い付くと勢いの増した上野は、立て続けにゴールを奪い逆転する。ゴール前(GK)のファンブルを誘う攻撃が功を奏し、見事な逆転となった。終了間際、三重はCKのこぼれ玉をDFD夏樹が決め同点とし、粘りを見せる。PK戦となり、三重が初の決勝進出を果たしたが、後半・延長と上野のリズムであり、連続の決勝戦進出を阻まれた上野は、惜しい試合を落とした。
 セットプレーが試合の流れを左右するゲームとなった。ドライなグランド状況でも、
セットプレーの得点機会は多くなり、技術レベルの向上は良いことであるが、このゲームに対しては、こぼれたボールの行方次第であり、セカンドボール・サードボールの処理が如何に出来るかということであり、やや寂しくはあった。
 両チーム共にグランド状況を把握した上でのプレーには乏しく、状況に応じたプレーの習得も、パーフェクトスキルの達成には欠くことの出来ない要素である。
 


第2試合
 2000.1.27(土)13:15   kick off
 天候:雨  津市海浜公園陸上競技場  状況:不良
四日市中央工業

  
1st
2nd
日生U

Gool Shoot    Player 背番  位置 背番   Shoot Gool
 0   太田 守正  1  GK  1   山崎 郁也  0



 1
 1
 0
 1
  大澤 雄樹
  柴原 永渡
  深山 桂右
  小澤 智史
 3
13
19
22

 DF

 
 4
 3
 2
 9
  堀内  剛
  石川 元紀
  尾崎瑛一郎
  石上 剛也
 0
 0
 0
 1






 1
 1
 2
 2
  岡戸 佑樹
  内田 智也
  中尾  剛
  飛騨  暁
 7
 8
10
20

 MF

 
 6
10
 5
14
  三浦 淳照
  辻村 俊介
  小林富士彦
  見澤  拓
 0
 1
 0
 0





 2
 0
 3
  生田 義雄
 (後藤 有作)
  田原 弘嗣
 9
14
17
 FW
 
 
15
11
 
  前川 正道
  金子 祐揮
 
 1
 0
 


 
14    Total    3
         1  GK        11
         3  CK         1
        11  FK         7
         4  fk         0
         1  PK         0
警告(C)・退場(S)
 
得点経過


 
 4分 四中工:S飛騨CK↑I中尾 HS
17分 四中工:S飛騨↑×P田原
31分 日生U:↑D小林 
67分 C中工:F岡戸PK
 
〔選評〕
 王者復活!というよりは、新生四中工誕生と言い直した方が良いかもしれない。三回戦の四日市四郷戦も、クレーの悪いグランドを物ともせず、組織的な動きを十分発揮できた四中工であるが、この日も、雨とピッチにはほぼ全面にプールができる、悪いコンディションでの一戦となった。グランドを元気に走り回り、ここ一番で仕事の出来るA尾崎・N前川を中心に、速い攻めを身上とした日生Uは、ボールを前線に送れず、力を発揮することなく、破れることとなった。
 技術的に高いレベルにある四中工は、ボールが止まりキックもままならない状況下で
ボールを浮かし、ボレーで自由にパスを繰り出す。ボールサイドに集中する日生UのDFに対して、サイドチェンジでポイントを作り、攻撃を仕掛ける様子は、実に見事なものであった。特に目を引いたのは、I中尾のフィジカルコンタクトの強さ、パスの精度
高いヘディングと、アンダー候補の実力を遺憾なく発揮した。テクニシャンG内田は、
連戦の悪コンディションで、ファンタスチックなプレーを披露できなかったが、相手の攻撃の目を確実に摘み取り、ドライな状況ならキラーパスに繋がるボールを、配球していた。このボランチの、攻守の役割分担と仕事の受け渡しは、全国でもトップクラスと言える。他チームにとっては実に嫌な存在であろう。
 一方日生Uは、指導者の内田イズムが浸透し、頭角を現してきた。若干荒削りながら
N前川は、前を向いたら得点感覚のある鋭い選手であるし、A尾崎はキープ力もあり、相手の嫌なスペースへのパスは良いものがある。また、DFC堀内の守備は堅実で、高いヘディングも魅力の一つであるが、このゲームでは発揮できなかったのは残念である。
 唯一、前半31分のD小林のシュートは、混戦からのクリアーボールを右ペナルテーエリア角付近で拾い、左足インフロントでループをかけた実に素晴らしいぷれーであり
今後を期待できるチームである。
 
お断り:公式記録上の数値は記録用紙から転記したものでありますが、選評につきましては、作者が勝手に添付したものであり感想でありまして、なんらオフィシャルなものではありませんので、ご了承下さい。