指導者講習会
1.目 的 県内サッカーの競技力の向上・育成を図るため、科学者、指導者が一堂に
会し、意見や情報などの交換を行い、各分野の相互理解と連携を深める。
2.主 催 三重県サッカー協会技術委員会
3.後 援 (財)三重県体育協会スポーツ医・科学委員会
4.対 象 三重県サッカー協会トレーニングセンター指導者及び県内チーム指導者
5.日程及び内容
2003年7月10日(木)
受 付 18:00〜18:30
第1部 18:30〜19:20
『デュッセルドルフ国際ユーストーナメント』に参加して
日本高校選抜チーム監督
四日市中央工業高校監督 樋口 士郎 氏
第2部 19:30〜20:30
『三重県スポーツ医・科学委員会』活動報告
☆「サッカー選手の足関節・足部の外傷・障害」
−メディカルチェックからの検討−
スポーツ医学班 福田 亜紀 氏(鈴鹿回生病院整形外科)
☆「サッカー選手の最大酸素摂取量の変化」
スポーツ生理学班 杉田 正明 氏(三重大学教育学部)
☆「2年間にわたる体力測定の結果」
体力・バイオメカニクス班 八木 規夫 氏(三重大学教育学部)
☆「メンタルサポートについて」
スポーツ心理学班 鶴原 清志 氏(三重大学教育学部)
☆「サッカー三重選抜の意識について」
コーチング・マネジメント班 村林 靖 氏(ユマニテク理学療養専門学校)
☆『国体選抜選手の食事調査』
スポーツ栄養学班 小野はるみ氏・手島信子氏(管理栄養士)
20:30〜20:50
質疑応答
6.会 場 三重県営鈴鹿スポーツガーデン(水泳場)第3会議室
三重県鈴鹿市御園町1669 рO593−72−3880
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『デュッセルドルフ国際ユーストーナメント』に参加して
日本高校選抜チーム監督
四日市中央工業高校監督 樋口 士郎 氏
31回目となる高校選抜のヨーロッパ遠征の監督を務められた樋口士郎氏に、遠征報告を行っていただきました。
ユース年代における国際大会に参加され、大会を通じて、世界と日本のサッカーの違いを報告いただきました。
@メンタリティー
(日本の場合)*プレーがうまくいかないといらつく選手
*ボールを奪われても追わない
*ファールをレフリーに要求(文句を言う)
*すぐに痛がる
(世界の場合)*プライドが高い(チームシャツのエンブレムのプライド)
*良い選手ほどひたむきにプレーする
EX):スローイン時、次のプレーを意識してボールを拾いに行く。
(継続して行える)
失点で空気が変わる。(しゅんとしない)
残り5分での得点が多い。
Aゴールを意識してのダイレクトプレーが多い。
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攻撃側は常に前方のスペースにファーストタッ チを意識して
突破をイメージしている。
中盤においてもしかりである。
サイドチェンジが行われ、ボールを受けた選手は、DFとの1対1を仕掛ける。
安易な切り返しは用いない。
また、中央の選手が間に合わない場合が日本では見られるが
数的不利な状況でも、精度の高いクロスで対応出来る。
つまり、攻撃に時間をかける場面が少ない。
中盤が非常にコンパクトで、タイトなDFがゲームを構成するが、
常にDFがボールを奪ったらシンプルに、長いロングクロスを蹴るスキルと、
受けるFWの準備が非常に早い。 |
Bモビリティー
*スペースを使う意識が非常に高い。
*フリーランニングが長い。
*バランスとリスクマネジメントの意識が高い。
(ボールポゼッションだけでは突破が出来ない!)
C日本の良さ
*もはや外国人へのコンプレックスはない。
*スキルレベル・戦術の理解度は非常に高い。
*1対1でのアジリティーは十分に通用する。
D今後の課題として
*世界のスタンダード
世界の基準を選手も指導者も直接肌で感じ、情報を得る。
*選手育成に関しては、“自立”を求めるオーガナイズが必要。
*目的意識をしっかりと持つこと。