第11巻 スポーツ医・科学 MIE
巻頭あいさつ(抜粋)
(財)三重県体育協会 会長 岩名 秀樹 氏
会長就任に当たり、一言ご挨拶申し上げます。前会長のもと、スポーツ医・科学研究は本県のスポーツ振
興と競技力の向上に多大な成果を収めていただきました。スポーツにおける選手たちの活躍は、人々に大
きな感動を与えるとともに、勇気や希望をもたらすなど素晴らしいものがあります。また、本年度静岡国
体から開始されたドーピング検査の導入によりスポーツ医・科学の責務はより重大なものになり、選手の
健康管理がさらに強化されるところであります。
さらには、日本のスポーツ界にとって、スポーツ医・科学の導入を図ることが、単に青少年記のスポーツ
だけで終わるのではなく、生涯にわたるスポーツの実践という所期の目標達成のためには必要不可欠であ
ると思います。昨年制定いたしました三重県体育協会スポーツ振興計画においても、トップアスリートの
育成に関して、スポーツ医・科学分野との連携強化を具体的な取り組みとしています。
(財)三重県体育協会 スポーツ医・科学委員会 委員長 米川 直樹
本委員会の活動報告である「スポーツ医・科学MIE」の第11巻が無事発刊できましたこと、関係者の
方々に厚く御礼申し上げます。さて、11巻には、平成14年4月から平成15年3月までの本委員会の
主要な活動が報告されています。
まず、指定選手の調査研究に関する活動です。この活動では、本委員会に組織された「スポーツ生理学」、
「体力・バイオメカニクス」、「スポーツ医学」、「スポーツ心理学」、「コーチング・マネジメント」、「スポ
ーツ栄養学」の各班が三重県内の特定のスポーツ選手を対象にして、調査や測定を行い、その結果を対象
選手や指導者にフィードバックしていくものです。平成14年度からは、「なぎなた」と「サッカー」の
選手を対象に進めています。「なぎなた」は、平成14年から3年間サポートをすることになりました。
また、「サッカー」、平成11年度から3年間、選手のサポートを展開してきましたが、「サッカー」団体
の強い要望もあって、さらに2年間サポートすることになりました。上記の6つの医・科学班のレポート
が掲載されています。
【スポーツ医学班:メディカルチェックの結果報告】
〈総括〉貧血や血清タンパク質の低下をきたす選手はほとんどなく、栄養面での問題は少ないようです。
筋の疲労に関しては昨年と同様かなり個人差があるため、疲労感、筋肉痛などの自覚症状を目安
に個々の練習量を決定する必要があります。
医者にかかるほどの異常がないものと判断しましたが、少し注意が必要な選手だけ、以下にあげ
ておきます。ALP(アルカリフォスファターゼ)は、ほぼ全員で高値ですが、骨の成長期は高
く出るので異常ではないと思います。CPKは筋肉内酵素でスポーツ活動によって上がります。
あまり高い場合には筋肉の疲労や損傷が強いことも考えられますが、それほど問題となる選手は
なさそうです。
【ALP(アルカリフォスファターゼ)】
一般健康診断の血液検査で調べる酵素です。
phosphataseという酵素は細かく分けると何種類もあり、身体中組織に正常に存在します。
総量が高い場合、骨疾患も肝臓胆道疾患も、その他悪性腫瘍から甲状腺機能亢進からいろいろな場合が
あり、アイソザイム分画まで調べての結果で病気診断につながることもあります。後そのALPだけでな
く、 臨床的症状とか、ほかの血液検査結果も参考にします。
高い場合は
1 骨疾患 Paget病、くる病、悪性腫瘍、副甲状腺機能亢進症、骨折
2 肝臓胆道疾患 閉塞性黄疸、胆管炎、肝臓疾患
3 その他 妊娠、悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症、ホジキン病、サルコイドーシス
低い場合は
低ALP血症、クレチニズム、壊血病、慢性腎炎
これもやはり総ALPだけでなく、分画ALP,どこの臓器由来のALPの上昇低下が関係して、それはやは
りアイソザイムを調べることでしょう。だから検診で高い場合は、あるいは低い場合は内科受診でしょ
うが、整形外科でも指標にします。だからこれが高い場合、整形外科にかかる場合もあります。
【CPK(クレアチンホスホキナーゼ:Creatine phosphokinase)】
骨格筋、心筋、脳などの各種興奮組織に多く分布し、3種のアイソザイム(下記)の存在が知られてい
ます。CPKは細胞膜の透過性亢進や細胞障害などにより血中に遊出し、血中CPK活性の上昇と特徴
のあるアイソザイム像を呈することから、筋・神経疾患、心筋疾患ではこの酵素の測定は意義がありま
す。
《注意が必要となる選手》
☆ ○山△男君 中性脂肪がわずかに高い・・・・275mg/dl(正常50−150)
前日食べ過ぎたのかもしれませんが、カップ麺など炭水化物ばかり食べないように。
☆
△山○男君 尿酸値境界線・・・・8.8mg/dl(正常3.4−8.0)
肉や野菜ばかりを食べず、バランス良い食事を。
☆ ○山□男君 アミラーゼわずかに高値・・・・162IU/l(正常38−137)
膵炎や唾液腺の異常などであがる酵素ですが、背中の痛みなどなければ問題ない。
☆ □山△男君 CRPやや高値・・・・0.7mg/dl(正常0−0.3)
身体に炎症があるとあがります。虫歯・風邪などなかったでしょうか。発熱がなければ
心配いりません。
☆ △山□男君 ヘモグロビン・・・・12.2g/dl(正常12−16)
病的ではないが、他の選手に比べると少し貧血気味。鉄分の多い食事を。
☆ □山○男君 中性脂肪少し高い・・・・250mg/dl(正常50−150)
尿酸値高い・・・・10.9mg/dl(正常3.4−8.0)
カップ麺やスナック菓子、肉、魚ばかりでなく、バランスの良い食事を。
【スポーツ栄養学班:スポーツ選手の食事調査結果】
T はじめに
青少年期のスポーツ選手にとって、適切な栄養補給は、健康な身体形成と基礎体力の維持、十分な競技
能力を発揮するために、需要と考えられている。また、青少年期に望ましい食習慣を習得することで、成
人以後の健康状態に良い影響を与える。
今年度は、スポーツ選手の栄養摂取状況を把握する目的で、食事調査を行った。分析した結果を基に、
栄養改善の方向を示唆したい。
U 調査対象 『三重県・国体少年選抜サッカーチーム』合宿中の食事調査
対 象:三重・国体少年選抜チーム 17名(高校2年生:6名 高校3年生:11名)
調 査 日:平成14年8月14日〜8月15日
調査場所:合歓の郷
調査概要:合宿時の以下の食事について調査を行った。
8/14 夕食バイキング方式
夜食(菓子パン 牛乳 バナナ 和菓子)
8/15 朝食バイキング
昼食(かき揚げうどん定食 飯 バナナ 乳酸菌飲料)
バイキング食については、摂取前と後に各対象者個々の写真撮影を行った。前後の写真判定で
摂取食事量を推定した。8/15昼食については、食事現場に栄養士が赴き、写真撮影及び対
象の食事摂取量を観察しながら、栄養指導を行った。その後、写真に基づいて、1日の摂取食
事量を推定した。
栄養価分析方法:推定した摂取食事量を基に摂取食品重量を推定し、栄養計算ソフトBASIC-4(女子栄養
大学出版)を用いて栄養分析を行った。調理に関わる吸油・調味料等の重量は料理データーブ
ック(女子栄養大学出版)を参考に推定した。一日の栄養素摂取量及び充足率、摂取エネルギ
ー比率(PFC比)、食品群別摂取量、朝食・昼食・夕食・夜食の各エネルギー摂取量比につい
て17名の平均値を求め、各々適正量(第6次改訂日本人の栄養所要量)との比較をした。
結果及び考察
1,一日に栄養素別摂取量及び充足率(表1 図1)
各栄養素の摂取量をそれぞれ必要量に対する充足率で比較すると、ミネラル類でカルシウム、鉄、ビ
タミン類では、ビタミンB1、B2、C,A、が不足していた。
特に、鉄は約50%、ビタミンB1・B2は64%、ビタミンCは57%の充足率で極端に低く、明
らかな鉄・ビタミン摂取不足と考えられる。脂質の摂取量は過剰傾向であった。タンパク質・ナイア
イシンの摂取量は適正であった。
*ナイアイシンは充足率164%で100%を越えているが、水溶性のビタミンであることから、過
剰とは判断しない。
2,食品群別摂取量及び充足率(表2 図2)
乳・乳製品・魚・豆・緑黄色野菜・きのこ海草・芋・果物・穀類の摂取量が不足していた。中でも、
緑黄色野菜は13%、豆類は43%・乳類は40%の各々充足率で極端に不足していた。これらの食
品の摂取不足はミネラル・ビタミン類の摂取不足原因と考えられる。また、卵・肉・油脂の摂取が過
剰であった。このことも、脂質摂取過剰の原因と考えられる。その他の野菜のみ充足していた。

3,PFEエネルギー比率
脂質によるエネルギー摂取割合は図3に示すように、31%であり、理想値に比べて3%過剰で脂質
摂取に偏っており、その結果として、タンパク質・炭水化物摂取割合が低かった。

2,
三食のエネルギー摂取比率
図4に示すように、一日の宗エネルギー量の約40%を
夕食(夜食を加えると50%を超える)で摂取していた。
また、脂質摂取量は、夕食で1日の脂質摂取の55%であ
った。夕食に偏って摂取する傾向が見られた。
V 調査−2 U15サッカー選手の家庭食の調査
対 象:サッカー選手(中学3年生)
19名(平均年齢14.7歳 平均身長170.2cm 平均体重58.3kg)
調 査 日:平成14年8月の3日間(各選手の家庭食)
調査概要:食事記録表(別紙)を三日間
協力出来る数名の対象には写真を撮影させ、食事量推定の参考にした。全員に食事・栄養に関
するアンケートを行った。
栄養価分析方法:推定した摂取食事量を基に摂取食品重量を推定し、栄養計算ソフトBASIC-4(女子栄養
大学出版)を用いて栄養分析を行った。調理に関わる吸油・調味料等の重量は料理データーブ
ック(女子栄養大学出版)を参考に推定した。一日の栄養素摂取量及び充足率、摂取エネルギ
ー比率(PFC比)、食品群別摂取量、朝食・昼食・夕食・夜食の各エネルギー摂取量比につい
て19名の平均値を求め、各々適正量(第6次改訂日本人の栄養所要量)との比較をした。
結果及び考察
1,一日の栄養素摂取量及び充足率(表3 図5)
各栄養素の摂取量をそれぞれ必要量に対する充足率で比較した。
タンパク質・炭水化物およびミネラルのうちカルシウム・鉄・ビタミン類ではB1、C、Aが摂取不
足であった。特に、カルシウムは64%、鉄は57%、ビタミンCは47%の充足率で、極めて摂取
量が不足していた。脂質摂取量は過剰傾向であった。総エネルギー、ビタミンB2・ナイアシンの摂
取量は適切であった。

2,食品群別摂取量及び充足率(表4 図6)
豆・緑黄色野菜・その他の野菜・芋・果物・穀類・砂糖の摂取量は不足していた。
なかでも、緑黄色野菜は16%、豆類は48%、芋類は41%、果物は43%の充足率であり、特に
不足していた。調査1の結果と同様に、これらの食品の摂取不足は、ミネラル・ビタミン類の摂取不
足原因と考えられる。卵・肉の摂取量は過剰であった。このことも、脂質過剰の原因と考えられる。
乳・乳製品、魚介類、きのこ海藻、油脂の摂取量は適正であった。

3,PFCエネルギー比率
図7に示すように、脂質によるエネルギー摂取
の割合は35%であった。理想値28%と比べ
て、7%過剰摂取していた。脂質偏りがみられ
た。また、糖質エネルギー比は49%と低かっ
た。
4,三食のエネルギー摂取比率
一日のエネルギー摂取量の三食比は図8及び図9に示すように、朝:昼:夜:=20:30:40で、
偏っていた。

5,アンケートについて
以下の2項目について回答を得た。これらの回答から、栄養や食事について約半数の者が意識をして
いないこと、バランスの良い食事の必要性はわかっているが、どのような食事か具体的な内容の認識
が乏しいことが推察される。
Q1 栄養や食事で気をつけていること
|
回 答 |
回 答 数 |
|
ない バランスよく食べる 三食ご飯を食べる 試合前は消化の良いものを食べる 塩分や糖分の取り過ぎに気をつける 炭酸の飲み物を飲まないようにしている |
8 6 1 1 1 1 |
Q2 栄養や食事のことで知りたいこと
|
回 答 |
回 答 数 |
|
ない 身長がのびる食べ物はなにか 太るための食事 カルシウムの取り方 バランスの良い食生活とは |
12 2 1 1 1 |
W 調査−3 なぎなた指定選手の家庭食の調査 (割愛)
X まとめ
1.三重・国体サッカー選抜チームの合宿中の食事、男子サッカー選手(U15)の家庭の食事、及びな
2.ぎなた女子選手の家庭の食事、三グループについて調査を行い栄養分析の結果をもとに考察し、栄養
3.指導の資料とした。
4.栄養素別の摂取量を見ると、三対象共に、一日の総エネルギーの摂取量はほぼ適正であるが、
1)脂質の摂取に偏っていた。
2)カルシウム・鉄は60〜70%の充足率、ビタミンB1・B2・C・Aは約50〜70%の充足
率であり、著しく不足していた。
これらの栄養素不足について以下のように改善方法を考える。
@
脂質摂取過剰の改善
エネルギー源およびタンパク質源としての穀類を十分に補給する。
タンパク質食品のうち脂質含有量の少ない魚や肉部位を選択する。
油脂を使用する調理を避ける。
A
カルシウムを十分に補給する。
体内でのカルシウムの主な働きは骨・歯の成分、心臓・神経の調節などがあるが、不足すると、
疲労骨折や筋けいれん・集中力低下など身体機能に支障をきたす。カルシウムを多く含む食品の
適正摂取、吸収に影響する食事因子などの指導が必要となる。
B 鉄を十分に補給する。
体内での鉄の主な働きは血液中のヘモグロビン成分として酸素運搬に関与しており、不足すると、
易疲労・貧血となり、体力・競技能力の低下が心配される。鉄を多く含む食品の適正摂取、吸収
に影響する食事因子などの指導が必要と考える。
C ビタミン類を十分に補給する。
表11に主なビタミンの働きと不足症状を示した。適正にビタミンを補給する指導が必要である
と考える。
表11 主なビタミンの働きと不足症状
|
主なビタミン |
主 な 働 き |
不 足 症 状 |
|
A |
粘膜の保護・視機能 |
免疫力低下 夜盲症 |
|
B1 |
糖質の代謝 |
易疲労 脚気 |
|
B2 |
タンパク質・脂質の代謝 |
易疲労 口角炎 |
|
C |
抗酸化 鉄の吸収促進 |
鉄不足 壊血病 |
|
D |
カルシウムの吸収促進 |
カルシウム不足 骨粗鬆症 |
|
ナイアシン |
エネルギー代謝 |
運動能力・持久力低下 |
3.食品別に摂取量をみると、三グループ共通して、卵、肉、油脂が過剰摂取であった。
脂質エネルギー比が過剰であったことから、特に卵と肉及および油脂の適正摂取について是正が必要
と考えた。三グループ共通して、摂取量が不足していた食品群は、乳・乳製品・豆・緑黄色野菜・
きのこ海藻・芋・果物・穀類と多品目であった。ミネラル・ビタミン類の摂取不足は、明らかにこれ
らの食品摂取不足が原因であり、十分な補給が必要と考えられる。
参考までに、バランスの良い食品構成を以下表12に示した。今後の食生活指導の指標として実行す
るように指導した。
|
所要量E 食品群 |
サッカー国体 |
サッカーU15 |
な ぎ な た 女 子 選 手 |
||||
|
5500kcal |
3000kcal |
2400kcal |
2200kcal |
2000kcal |
1800kcak |
||
|
1 類 |
乳・乳製品 |
800 |
400 |
300 |
300 |
200 |
200 |
|
卵 |
100 |
50 |
50 |
50 |
50 |
50 |
|
|
2 類 |
魚 介 |
200 |
100 |
100 |
100 |
100 |
70 |
|
肉 |
200 |
150 |
70 |
70 |
50 |
50 |
|
|
豆・豆製品 |
200 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
|
|
3類 |
緑黄色野菜 |
150 |
150 |
150 |
150 |
150 |
150 |
|
その他の野菜 |
300 |
300 |
250 |
250 |
250 |
250 |
|
|
芋 類 |
200 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
|
|
果 物 |
600 |
200 |
200 |
200 |
200 |
200 |
|
|
4 類 |
穀 類 |
1500 |
900 |
750 |
660 |
600 |
540 |
|
砂 糖 |
50 |
30 |
30 |
30 |
20 |
20 |
|
|
油 ・ 種実 |
50 |
36 |
20 |
20 |
20 |
20 |
|
(女子栄養大学香川芳子案4群点数法を参考に改変)
4.三食事のエネルギー摂取量割合は、三グループ共通して、夕食から夜にかけての摂取割合が多
く、体脂肪量の蓄積が懸念される。できるだけ三食の均一な摂取が望ましいと考える。また、
トレーニング後すぐに糖質・タンパク質・クエン酸等を補給することが、損失した筋肉再生に
効果的であるとされている。間食の摂取タイミング・内容の指導も必要と考えられる。
5.アンケート結果から「バランス良く食べる」ことの認識はあるものの、その具体的な知識に乏しいこ
とが推察された。また、選手への指導の際、「炭酸飲料やスナック菓子は食べてはいけない」「野菜が
足りない」「牛乳を飲む」などの発言があり、食事に対してまじめに受け止めていることが把握出来た。
選手たちのニーズにあった、より具体的な食事指導の必要性を感じる。
6.栄養と運動について多くの研究や著書は、運動によるエネルギー必要量の増加に伴う脂質過剰摂取の
問題、損失する栄養素(タンパク質・Ca・Fe・VitB群・VitC群等)に対する十分な補給
と、バランスよい食事の必要性を述べている。
今年度より、本委員会の栄養班が発足した。運動成績に対する栄養の重要性が指導者や選手に認知さ
れてきたものと考える。栄養班は、選手自ら栄養食事管理ができるように、栄養教育も含めてサポー
トしていきたい。初回の食事調査であったが、選手・監督・コーチの方々の貴重な面談や熱心な協力
を得たので、脂質過剰摂取、ミネラル・ビタミン摂取不足等の選手たちのリアルな食生活の実態を把
握することができた。これらの結果を運動選手の栄養問題と捉えて、今後の調査研究を展開していき
たいと考える。
*記号について
E. :エネルギー
Pro. :タンパク質
Li. :脂質
CH. :炭水化物
Ca :カルシウム
Fe :鉄
V.(Vit.) :ビタミン
Nia :ナイアイシン
PFCエネルギー比率:タンパク質P、脂質F、炭水化物C由来のエネルギー比率
*参考文献
1)「第六次改訂日本人の栄養所要量」健康栄養情報研究会編、第一出版社
2)「国民栄養の現状 平成13年度厚生労働省国民栄養調査結果」健康栄養情報研究会編、第一出版
3)「栄養と運動」伏木亮 跡見順子 大野秀樹 杏林書院
4)「スポーツ栄養学」樋口満編著 野村出版
5)「アスリートのための栄養・食事ガイド」財団法人日本体育協会スポーツ医科学専門委員会監修
小川修平編著 第一出版
6)「実践的スポーツ栄養学」鈴木正成著 分光堂
(小野はるみ 高林民子 手島信子)