大詰め!第81回全国高校サッカー選手権大会三重県大会
寒風と時雨の生憎のコンディションの中、決勝戦に駒を進めるのは何処?
A・Bブロック共にリーグを制したのはインターハイベスト4が自力を発揮しまた。奇しくもインターハイの準決勝の組合せが再現され、結果も同様の様相となりました。
【準決勝第1試合:四中工 2(2−0/0−0)0 名張西】
〔システム:四中工4−3−1−2/名張西3−5−2・4−4−2〕
四中工のキックオフで始まった試合は、立ち上がり四中工の先制パンチが決まり、ゲームが落ち着く間もなく、FKからのこぼれ球を冷静に得点に結びつけた四中工が前半を優位に運びました。立ち上がり、様子を見ようとした名張西だったのでしょうが、DFラインが引きすぎ、2線目でトップを受ける形となり、常にDF3枚が余る場面が多く見られ、かえってファーストDFが明確に出来ず、オンザボールに対してルーズになってしまいました。後半、名張西は佐藤君からのスルーパスで得点を窺うが、四中工DFの冷静な対応にチャンスの目は摘まれる場面が多く、完全には崩しきれませんでした。しかし、後半の攻撃は十分に四中工DFを揺さぶっており、効果的なクサビが入ればもっと得点チャンスは生まれたと思います。四中工は優位にゲームを運びましたが、早い得点からか、以後攻めは単調になり、DF面でも慌てる場面が見られ不安を残しました。
【準決勝第2試合:日生第二 4(2−0/2−1)1 海 星】
〔システム:日生第二3−4−3/名張西3−5−2〕
早い中盤のプレスでボールを奪い、トップのH前川君をターゲットにスピーディーな展開を見せる日生二の攻撃に、ショートパスで局面を打開したい海星であったが、日生二のスピードとパワーの前に主導権を握られた。特に、ゴール前でのクロスの守備では脆さを見せ常にファーサイドがフリーの状態が多く目に付いた。海星のディフェンスのコンセプトが見ていた私にはわかり辛かった。
一方、日生二はI尾崎E千葉の配球もよく、シンプルで効果的な攻撃を仕掛けることが出来た。DF面では、インターハイの時の不安定さは修正されたようであるが、若干の不安は否めない感を受けました。
2試合を通じて、奇しくもインターハイと同カードとなりましたが、試合内容・得点経過も含めて、インターハイの再現となったことは果たしてどう見ればよいのでしょうか?
シード4チームがその力を発揮し駒を進めた準決勝、厳しい見方をすれば『何をどのように課題の修正に取り組み改善できたか!』という側面では、4チームの中では日生二が一回り成長した感を受けました。
