《独言!》 ブツブツ!! 

Vol.76

 

“2005きらめき総体”開幕まであと66日。

今年の開催は千葉県。最近の話題は、千葉市動物公園のご存

じ『風太くん!』。何と凛々しい姿ではありませんか。

『四十にして惑わず、五十にして立つ!』と、言われます。

私は40歳台最後の年を迎えながら、始終惑いっぱなしの私

でしたが、『五十にして立てる!』ように、潔い準備をしな

ければと、思うこのごろであります。

 

 

 

 

〔写真:時事通信社〕

 

 

 

【準々決勝観戦記!!】

 

見事な五月晴れの県総体初日、こんなに気分の良い季候なのに、足取りも重く第1試合開始直前に鈴鹿S

Gに到着。欲張って4試合を見てやろうと、第3・4グランドが同時に見えるポジションで観戦。『どう

したの?』と、声を掛けてくれる関係者に『アハッ!』と曖昧にご挨拶を交わす。

笛が鳴るたびに、歓声が上がるたびに、テニスの観戦のように頭が動くので、まともな観戦にはなってい

ないが、気の付いた事を『つぶやいて』みよう。

 

《海星 0(0-1/0-1)2 宇治山田商業》

海星は4-4-2(Wボランチ)のオーソドックスな布陣。山商は同じく4-4-2ながら中盤をフラッ

トにラインを形成し、リアクションからの速攻で得点を窺う。立ち上がり海星がペースを握り、

山商ゴール前にボールを運ぶが山商のDFに阻まれる。得たCKはフリーでヘディングシュート

を放つも、得点には至らなかった。ゲームが落ち着きを見せ、一進一退の攻防となる。先制点は

風下の山商に生まれた。中盤でボールを奪うと、I新谷の切れ味鋭い飛び出しから、GKの頭越

しに気の効いたループシュートがネットを揺らした。一方、海星は持ち前の中盤でのショートパ

スが不発。意図のないゲームの前半となった。後半、海星は左サイドを起点にオープン攻撃を仕

掛けるものの、センタリングの精度に欠き、ことごとく山商DFに弾かれ、2次攻撃に結びつか

ず時間が経過する。山商右サイドからの速攻からファーへセンタリング。ヘディングでの折り返

しをI新谷が海星には止めの追加点をあげ、ベスト4に名乗りを上げた。海星は、終始リズムを

作り出す事が出来ず姿を消した。

 

《川越 1(0-0/1-0)0 四日市工業》

共に4−4−2(Wボランチ)での闘い。パスを繋ぐスタイルに変貌したかにみえた四工である

が、一発勝負のトーナメントを意識してか、両チーム共にロングボール主体の大味なゲーム展開

となる。後半、四工はサイドに起点を置いて攻撃を仕掛けるも工夫が見られず、2次リーグ失点

0の川越の集中力のあるDFに得点を上げられず、セットプレーからのチャンスを得点に結びつ

けた川越が準決勝進出を果たした。

 

四日市西 0(0-0/0-0/0-1/0-2)3 上野》

I千代田H外井M飯田の攻撃力が魅力の四西は3-5-2の布陣で臨む。一方上野は4-4-2(Wボラ

ンチ)の布陣で、シンプルに相手DF裏でI大場F佐々木に得点を期待する。3バックのスペー

スにロングボールを配球され、善戦に効果的なパスが送れない四西であるが、時折見せるカウン

ターも不発となり、0−0で前半を折り返す。後半風上の四西は、トップにボールが入り出すと

上野ゴール前で再三決定機を生み出すが、上野の体を張ったDFに得点には至らず、四試合唯一

の延長戦に突入した。延長前半から足の止まった四西に対して、上野はセットプレーから待望の

先制点をゲット。大きく流れを引き寄せた上野が延長後半にも追加点を上げ勝利した。後半48

分から投入の24長谷川が、価値あるハットトリックを演出した。

 

《四日市中央工業高校 2(2-0/0-0)0 伊勢》

プリンスリーグ好調の四中工。今年初めてゲームを観戦するので、『どのような闘いぶりを見せ

てくれるのか』と、期待の一戦となった。立ち上がりからボールポゼッションでは四中工が上回

り、終始四中工ペースで進んだ。15分・22分に四中工が貫禄を見せるものの、『これが四中

工?』(失礼な話だが)という時間帯が続く。厳しいリーグ(山商・三重・暁)を勝ち上がって

きたが、3試合5得点2失点という闘いぶり。四中工を分析する上での指標として、失点の仕方

を私はポイントにおくが(セットプレーからか、流れからなのか)、見てはいないが何となく想

像が出来るゲーム内容となった。ボールを中心とした守備は現代サッカーのスタンダードであり、

意図的な囲い込みは伊勢のカウンターを許さなかったし、攻守の素早い切り替えからゴールを意

識したパスは充分に窺える。前半部分では『集中と結集』しかし、攻撃は『幅と厚み』が要求さ

れる。本日のゲームは、個に頼りすぎた内容ではなかったか?圧倒的に多い四中工サポーターに、

もう、睨まれても構わない・・・!

伊勢は後半、M上田を中心に検討。長身ながら足下の技術も高く、守備に攻撃に大奮闘であった。

全員のスキルレベルが上がれば、もう少し違った戦い方が出来たのではないだろうか?

 

さて、連戦の準決勝。決勝に駒を進めるのはどのチームになるか?

 

宇治山田商業vs川越

好調の山商攻撃陣、堅守の川越。連戦故の体力面でのトレーニングの蓄積が鍵を握る。3連戦の

スパンで試合に臨めているのかも、指導者の腕の見せ所となる。

 

四日市中央工業商業vs上野

3大会連続して県内優勝のない四中工、是が非でも千葉への切符を手中にしたい正念場となる。

一方、上野も25年ぶりの全国出場(IH)を狙う。奇しくも、昭和54年、四中工vs上野の

決勝戦は両者譲らず両校優勝。代表決定戦で上野が出場権を得た。巡り巡る四半世紀の歴史であ

る。

 

さて、インターハイは全国大会でも地獄の日程となる。県総体同様3連戦である。準決勝に名乗

りを上げた4チーム。その当たりの経験は四中工が豊富であろう。しかし、前半2−0とリード

で試合を進めた四中工であるが、試合内容に多分スタッフは納得がいっていないはず。交代枠を

残しての1名だけの交代。意図が不明確だっただけに、やや不安の残るところとなる。

良い栄養補給と休養が、明日の勝敗を決しかねない。選手の皆さん、ゆっくりと休んで、明日も

悔いの残らない闘いを見せてください。