津工残念 力尽きる
3回戦敗退 強豪盛岡商に善戦
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対盛岡商戦、ボールをキープする津工の野垣内俊
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全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)は三日、三回戦八試合が行われ、県代表の津工は、横浜市の三ツ沢球技場で盛岡商(岩手)と対戦し、1―3で敗退した。
津工は、立ち上がりの1分、盛岡商のすばやいパス回しに翻弄(ほんろう)されて失点したが、7分、大谷の左からのクロスを鈴木がゴール前でワントラップしてDFをかわして同点のゴールをあげた。
しかしその後は、盛岡商の高い位置からのプレッシャーに苦しみ、持ち味のつなぐサッカーが封じられ、29分と67分にゴールを決められた。
藤田一豊監督は「前半はサイドからのクロスで思うように点が取れた。ただ大きな大会では、少ないチャンスを生かせないと勝つことは出来ないと痛感した。選手はよくやってくれた。ほめてあげたい」と話した。
○…「力出し切れた」 主将・野垣内選手
「いいゲームだったよ」
試合後、泣きじゃくるチームメートに、津工の野垣内俊主将は、いつも通りの笑顔で声をかけた。強豪の盛岡商を相手に「普段通りのサッカーが出来て、チームの力は出し切れた」と話したが、力及ばなかった。
中学時代、名門・四日市中央工から入学の誘いがあった。だが、津工の試合を観戦した時、細かくパスをつなぐスタイルと、明るい雰囲気にひかれ、進学を決めた。主将に指名されてからは、チームカラーに磨きをかけることを心がけ、初の全国大会へと導いた。
今大会では、DF陣の中心として体を張る一方、何度もパス回しの起点にもなるなどして活躍。初戦の福島東(福島)戦の勝利にも大きく貢献した。
「最高の仲間とサッカーが出来て、悔いはありません」と、すがすがしい表情で、グラウンドを去った。