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サッカー


津工 悔いなき敗退

最後まで貫いたつなぐサッカー


盛岡商−津工 後半、盛岡商の激しいマークに突破を阻まれる津工・岩崎(8)=三ツ沢球技場で(横田信哉撮影)

 初めての選手権はベスト16で終わった。大会屈指のストライカー・福士を擁する盛岡商を相手に、津工は持ち前のつなぐサッカーで食い下がったが最後は力尽きた。

 「全国大会に出ることができて気持ち良かった。もう少しできたと思うけど、みんな満足していると思う」。主将のDF野垣内俊(3年)は晴れ晴れとした表情で初の選手権を振り返った。

 前半1分に先制を許したが、すぐに鈴木のゴールで同点。強い追い風をバックにペースを握ったが肝心な決定機をつくり出せない。前半29分に勝ち越されると後半は逆に向かい風。野垣内が「風はきつかった」と話すように、後半27分には風で目測を誤ったDFが福士に振り切られ、決定的な3点目を献上した。

 奪ったボールを早く前線へ運ぶサッカーが主流の中、津工は「変なことをしていると思われる」(藤田監督)ほど時間をかけても、つなぐサッカーを掲げてきた。だが試合後、藤田監督は涙をぬぐいながらこう話した。

 「ウチはボール支配にこだわったが全国は仕掛ける積極性が違う。私の要求度は低い。いい勉強になった」。初出場で多くを学んだ津工。この教訓を胸に来年、再び大舞台に挑む。 (麻生和男)







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