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3年ぶりの対決 雪辱 津工、PKで全国切符 (全国高校サッカー県大会)

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(14日・鈴鹿スポーツガーデン)

 3年ぶり2度目の顔合わせとなった決勝は、PK戦の末、津工が昨年優勝の四日市中央工を下して初優勝、念願の全国大会県代表を決めた。

 津工は7分、FW菊地がゴールを決めて先制したが、四日市中央工も38分にMF中林のゴールで追いついた。延長は、両チームともチャンスを得点に結びつけられず、PK戦では津工がシュートをすべて決め、4―2で勝ち抜いた。

 津工は十二月三十日に東京・国立競技場で開幕する全国高校サッカー選手権大会に出場する。

▽決勝 津工1 (1―1 0―0 延 長 0―0 0―0) 1 四日市中央工
  (PK4―2)

 写真(右上)=PK戦で四日市中央工を破り全国初出場の切符を手にし泣きながら喜ぶ津工イレブン

 ◆津工GK扇本 「絶対止める」固い決意 PK2本目、見事にはじく

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 勝負はPK戦にもつれ込んだ。3―2で迎えた津工の4人目。MF岩崎陽平(3年)のシュートがゴールネットに突き刺さった。初の全国切符だ。抱き合うイレブン。GK扇本雅史(3年)も、スタンドに向かって高々と右手を掲げた。

 「1本でいいから止めてくれ。あとは仲間を信じるんだ」。PK戦に向かう扇本に藤田一豊監督(48)は、それだけ言った。「みんなが体を張って守り、PK戦に持ち込んだ。自分も絶対止める」。四日市中央工の1本目はゴールの上に大きくはずれた。2本目。はじき返した。「止められたのはこの1本だけだった。でも、みんなが決めてくれると信じていた」

 「先制点が大きかった。追い付かれても、誰も下を向かなかった。気持ちで勝つことができた」。今大会、精神面で大きく成長した扇本は、昨年の覇者、四日市中央工の猛攻撃に耐え抜き、気持ちが途切れることはなかった。藤田監督は「まじめ過ぎておどおどすることもあったが、2次リーグあたりからカンをつかみ、自信をつけてきた」と、ひとまわり大きくなったチームの守護神に全幅の信頼を寄せる。 (酒井 智則)

 写真=右手をあげ、優勝を喜ぶ津工GKの扇本

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