ようこそ 山岳部 の部室へ
 我が山岳部は3年生が引退した現在、2年生3名、1年生1名の4名で活動しています。
高校へ入学して初めて「山」を始めた人がほとんどで、上、下級生の区別もあまりありません。「自然を楽しみ、自然を遊ぶ」ことをモットーに、ホームグラウンドの鈴鹿の山をはじめ三重県及び周辺の山へ、オールシーズン出かけています。 
《′03 夏山合宿》
 今年度の夏山合宿は北アルプス北部「剱岳」「立山」で行いました。7月31日、名古屋を夜行の急行「ちくま」で出発した私たちは一路安曇野を目指しました。翌日の早朝信濃大町に到着し、そこからバス等を乗り継ぎ、いわゆる黒部立山アルペンルートを富山県側、室堂へと通り抜けました。地下道からまぶしい外へでると素晴らしい山々の景色が私たちを出迎えてくれました。長く乗り物に乗って硬くなった体をストレッチでほぐし、ここから登山行動がスタートします。明るい雷鳥沢のテント場を過ぎると、いきなり雷鳥坂の急な登りの始まりです。山小屋が見えているのになかなか着かず、登りに飽きた頃ようやく剱御前小屋に到着しました。後は今日の宿泊地となる剱沢のテント場まで一気に下るだけです。 今夜は焼き肉、早く下ろう。
 8月2日はサブ行動で剱岳を目指します。今日もいい天気。ぐずついていた今年の夏がうそのようです。一服剱を越え、前剱の登りは非常に岩が脆く、落石に気を遣いながらの登りは、疲れが倍増します。その上に「タテバイ」「ヨコバイ」ですから、下りまで、体力的にも精神的にも十分な余力を残しておくよう努めなければならない。剱岳という山がいかに総合的な力を要求される山であるかが実感されます。苦労の分だけ頂上からの展望は素晴らしく、南には北アルプスの山々が波打つように続き、北西には富山平野から富山湾、能登半島までが望めます。いつまでも眺めていたい気持ちをおさえつつ山頂を後にする。今夏もすでに何件かの転落や落石による事故が起きているということで、最後まで気を抜くわけには行かない。唯一、岩場の隙間に咲く高山の花が心を和ませてくれます。我々のテントが遙か遠くに見える。
 テントに帰り着き、今まで張りつめていた気持ちが一気に溶けていく時間。私はこれが最も好きな時間です。   
 今夜はとっておき。大切に雪渓の冷蔵庫にしまってあったうなぎ
 
《食べること》
 山の朝はまずバーナーに火を入れ、湯を沸かすことから始まります。朝日に輝く山々と体に染みこんでゆくコーヒーの香りが楽しい一日を予感させます。 山での生活の一番の楽しみは何と言っても食事です。美しい景色ときれいな空気の中での食事はどんなレストランにも負けることはありません。山岳部では「山でこそおいしいものを食べよう」ということで、いろいろなメニューを考えています。例えば夏合宿の夕食に定着した「うなぎ丼」。 標高約2,500mで食べる蒲焼きの味はまた格別であると同時に周囲の羨望の的にもなります。いつかは、フォーク・ナイフでステーキでもと考えています。また春季大会の定番となった「焼き肉」、夏の「ざるそば・そうめん大会」、さらに秋からは山岳部自慢の「うどんシリーズ」等、一度私たちと山岳部自慢料理の数々を味わってみませんか。
 
《寝ること》
  テントで寝たことありますか? あの、たった0.何ミリという薄い布一枚で仕切られた暖かな別世界。大自然に抱かれているという不思議な安心感。きらめく無数の星の下に寝転がっている自分を想像してみてください。何と雄大で爽快なことでしょう。シュラフの中で今日一日の景色や明日の行程を思い浮かべるのも、眠りにつく前の一時の楽しみです。また、朝起きてテントのファスナーを開いた時、目の前に広がる、朝日に輝き始めた山々の表情。一度経験すると病みつきになります。だからテント場はいつも景色のよい場所から埋まっていってしまう訳ですね。
 
《歩くこと》
 山で頼りになるのは自分の足だけ。一歩一歩の地道な積み重ねが、私たちを3,000mを越える雲の上までも運び上げてくれるのです。重い山靴、肩に食い込むザック、焼けつくような日射し、いったいこの登りはどこまで続くのだろう。木々の間に見え隠れする空、青色の面積がだんだん大きくなってくると稜線は近い。木々の高さが低くなり頂上へ続く一本の道がはっきりと見える。 頂上。 360°さえぎるものは何もない。心地よい風が体をやさしく撫でる。 この一瞬は、流した汗に対する唯一のご褒美なのかもしれない。
 
 
《′03 山岳部の活動》
平成15年
  3月  春山合宿(大峰・八経ヶ岳、弥山)
  4月  高体連春季大会(熊野・長尾山)・・・優秀賞受賞
  5月  県高校総体(鈴鹿・国見岳)・・・優秀賞受賞
  6月  定例山行(室生・倶留尊山、古光山)
  7月  トレ山行1(経ヶ峰)
     トレ山行2(鈴鹿・御在所岳)
      トレ山行3(鈴鹿・御在所岳)
  7月〜8月 夏山合宿(北アルプス・剱岳)
11月  定例山行(鈴鹿・国見岳)
12月  定例山行(台高・三峰山)
平成16年
  1月  定例山行(鈴鹿・御在所岳藤内沢)
  2月  定例山行(鈴鹿・御在所岳本谷)
  3月  春山合宿(未定)
 ※今年度は天候不順や都合により9、10月の定例山行が行えませんでした。
       
 山岳部ギャラリー
 
      
春山合宿 近畿最高峰八経ヶ岳(松阪高wvと)     海の見える山はいいね(熊野長尾山より)
 
 
 
   
夏山合宿   剱 岳 (2998m)               カニのたてばい
 
 
 
     
立山大汝山山頂(3015m)より黒部湖          雷鳥沢キャンプ地から朝の立山
 
 
   
  12月定例山行 台高山脈 三峰山

  
三峰山より倶留尊山方面            1月定例山行 御在所岳