土の締め堅め試験(JISA1210)
この試験の目的は土を最も安定した状態に締め固めることの出来る最適含水比および最大乾燥密度を求めます。
試験方法は湿潤法を用います。(自然含水比から加水によって試料を所定の含水比に調整をする)
使用する試料は最大粒径19mm以下のモノ。この時にモールドの質量を測定する事も忘れずに!!
質量2.5kg(落下高さ300mm)を自然落下の状態で25回3層に分けて突き固めます。
モールドの底板を外し重量を測定する。
スリーブを用いて試料を押し出す(スタンバイの状態)
スリーブによって押し出された試料。
試料を砕き含水比を測定する
結論
粒度の良い砂質度ほど最大乾燥密度が高く締め堅め曲線も鋭い。又、砂で粒度の悪いものや粘性土は最大乾燥密度は低く締め堅め曲線が平らで締め堅め曲線の最大値がはっきりしない場合がある。