細骨材の比重&吸水率試験

細骨材(砂)の比重と骨材内部の空隙の程度を示す吸水率をJIS A1109の基準により求める。

1,細骨材を24時間吸水させておき試料とする。

2.吸水させた細骨材を時々かき回せながら均等に乾燥させる

3、フローコーンに緩く詰め25回3層に分け突く(15回突く、8回突く、2回突く)
この時フローコーンが初めて崩れたときが表乾状態(表面だけが乾燥し内部は飽水状態


4,450ccの試料をフラスコに入れ水を500ml迄入れる。ゴム板の上で転がし泡を完全に追い出す。その後重量の測定
★事前にフラスコの重量を計っておくことを忘れては行けません!!
★恒温水槽に約1時間浸しましょう

細骨材の密度比は一般に2.5〜2.65程度。吸水率は1〜5%程度の値が得られるはずです。この値を持ってコンクリートの配合設計のデータとするわけです。