松阪工業電気工学科通信
第三種電気技術者試験(電験3種)に3名が合格しました。 今年の全国合格率(大学生、社会人含)は8.1%で、三重県は676名(ほとんどが企業人)が受験して60名の合格(8.9%)でした。大学生以上でもなかなか合格できない中での快挙となりました。彼らの喜びの声を集めてみました。 |
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清水 綾 受験回数 2回目 【大宮中】 1年目の結果 電力 合格 |
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現在の感想 | |
まずは何よりも嬉しいです。入学してからこれまで幾度もの定期テストや様々な試験に励み、良い結果が得られた時や資格試験に合格した時にはもちろん嬉しく、達成感を得ることができました。しかし、勉強期間や勉強量、苦労そして懸ける思いを考えるとやはり『電験3種合格』の喜び、達成感に勝るものはありません。「特に苦しかったこと」でも書かせてもらいましたが、自分は家が遠いので学校への通学等も含め、改めて大変だったなと思いました。 |
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私の勉強方法 | |
0限補習での授業や夏休みの過去問で計算問題についてはほとんどの問題をカバーできます。そのため私はA問題(暗記系)に力を入れました。自分が間違えたところやテキストを読んで大事だと思ったところを科目別にノートに記録していき、空いた時間に読んだりして覚えました。ちなみに私は、試験前にノートで読んでいたところがちょうど問題に出され2択に絞ることができました。 しかし、私が最も勧める勉強法は『常日頃の授業』です。電験3種は『電気』の資格です。電気工事士や危険物各類のような限定的な資格ではありません。つまり、専門教科で学ぶすべてのことが電験3種の勉強になります。常日頃から真剣に取り組むことで2年生年明けからの0限授業の土台を作ることができます。しかも、常日頃から真剣に取り組むと「成績」も上がるので一石二鳥です |
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特に苦しかったこと | |
私は家が遠く、通学に1時間近く掛かります。また、汽車の本数も少ないため0限授業の時には朝5時に起きて通学していました。そのような中での0限授業や夏休みの補習だったため勉強ももちろんですが、日々の通学がとても大変でした。 |
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後輩に送る言葉 | |
「私の勉強法」で書かせてもらいましたが、『常日頃の授業』が大切です。夏休みに入り過去問が始まると、その日やった過去問(多ければ4科目)の復習や新たに覚えなければならないことで時間が削られます。そんな時に「基本的な公式」、「すでに覚えていなければいけない知識」を覚え直していてはとても時間が足りません。少しでも新しい知識を覚える時間が必要です。常日頃の努力で作り出した時間で読んだ一文が合格に繋がるかもしれません。 さらに、土台ができていると心に余裕ができます。心に余裕を持って勉強することが大切です。覚えなければならないことが山積し焦っていては身に付かず、諦めが生まれるかもしれません。心に余裕を持って臨めるよう、『常日頃の授業』を大切にしてください。 |
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