本校は1902年に創立された三重県でもっとも歴史の有る工業高校です。明治35年、全国唯一の応用化学専攻の「三重県立工業学校」として開校しました。
木造校舎の外壁は実験に用いる硫化水素の影響を受け黒変することがないようにと朱色に塗装されていました。そのため創立早々から本校は「赤壁（せきへき）」と呼ばれ、多くの人に愛され親しまれています。
時代の変化や社会の要請に応えるべく校名の改称、学科の設置や整理統合など幾多の変遷を経て、現在の三重県立松阪工業高等学校となりました。

校訓の「赤壁魂」とは、本校生徒が学校生活を通して積極的に自己の人格を高め、勉学に励み、知識・技術を身につけ「社会に必要とされる人間になれ」という、設立当初からの松工精神を求める言葉です。

教育方針
これからの産業の進歩発展の推進力となる技術・技術者の養成を目指し、明朗・誠実で実践力のある社会人を育成する。
教育努力目標
1.魅力と特色のある学校づくりを図る。
2.基礎学力を身につけ、自ら学ぶ意欲を育てる。
3.社会の変化に対応できる技術・技能を習得させる。
4.人権を尊重し合い、誰もが明るく生活できる学校を目指し、人権教育の充実に努める。
5.国際理解を深め、文化や伝統を尊重する人間の育成を図る。
6.地球環境に目を向け、自然と共生できる人間の育成を図る。