玉城わかば学園

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平成29年4月  

三重県立特別支援学校玉城わかば学園 校長 中川悦子

 本日は、本校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。本校のページに興味を抱いてくださった皆様に、一言ご紹介を兼ねてご挨拶をさせていただきます。
 本校は緑豊かな三重県度会郡玉城町に平成6年4月に開校してから、今年で24年目を迎えました。開校時は児童生徒数70名でスタートしましたが、本年度は4月21日現在で小学部30名、中学部59名、高等部163名の総勢252名で、当時の3倍以上を超えた人数となり、現在三重県下では人数規模が一番大きい特別支援学校となっています。校区も広く、風光明媚な志摩半島を含む三重県中南勢部の各エリアから6台のスクールバスと公共交通機関を使って子どもたちは毎日元気に通学しています。
 学部は小学部・中学部・高等部と3つの学部で構成されており、下に示す教育目標を基盤にして、各学部の教育活動が様々な形で活発に展開されています。


「よく学び、よく遊び、生き生きと生活しよう。
          すすんで社会に参加できる人になろう。」


 各学部に共通するのは、元気に毎日を過ごすには何よりも体力が重要であるとして、開校以来「からだ作り」に力を入れ、毎日全員で体を動かす時間を帯状にとって進めているところです。学校を卒業し、社会に出ていくうえで、心身ともに健康で体力や気力を充実させることは重要になるので大切な取り組みになっています。また、5年前から高等部には、より就労をめざす生徒のために「職業コース」を開設し、実践的な校外での実習の機会を積み重ねる形で進めています。
 教職員の研修体制は、職業コースのありかたを含め「キャリア教育」に数年前から取り組んでいます。各学部の取り組みをこの視点に立って各学部で研究実践を進め、昨年度末には本校独自の「キャリア教育プログラム」を完成したところです。今後は本格的にこのプログラムを基盤にして、日々の教育力向上に力を入れていきたいと考えています。また、3年前からは「人権教育推進協議会」を立ち上げ、教職員の人権意識をよりいっそう高めるとともに、子どもたち一人ひとりの「育ち」をしっかりとらえ、個に応じた教育展開を大切にする方向性で、人権教育にも力を入れて取り組んでいます。交流活動では、近隣の学校や地域の方々とも様々な交流活動を通してお互いを理解しあう関係づくりを進めています。地域に開放している行事としては、PTA主催の「夏祭り」をはじめ、11月に実施している「わかば祭」、この他にも高等部作業班作品の近隣市町の催しの機会を通じて物品販売などを行っております。よろしければ、このような機会に本校の子どもたちの活気ある様子を直接ご覧になったり、いっしょに楽しく過ごしていただいたりしていただければ幸いです。さらに、特別支援学校としての校区内の各学校等への支援活動も一定の評価をいただいており、今後も様々な活動を通して、センター的役割をますます発揮できるものと思っております。
 平成30年4月には、本校から分かれる形で「松阪あゆみ特別支援学校」が開校します。松阪市、多気郡に在住の児童生徒はこちらに移ることになります。このため、大きな校区を持つわかば学園としては最後となる今年は、記念になるようなイベントも計画しています。本校がこの学校の準備も進めますので、移られる子どもさんが不安なく移って頂けるよう説明会や体験会を実施したり、新しくこの学校に入られる希望の方の教育相談も担当してまいります。
 大きな変わり目を迎える今年、学校をあげて取り組んでまいります。どうぞご期待ください。