平成20年1月7日

学校からのメッセージ

三重県立特別支援学校北勢きらら学園

 この度、北海道洞爺湖サミットロゴマークに本校高等部生徒の作品が採用され、去る1月4日金曜日、総理大臣官邸におきまして、福田総理大臣より表彰状をいただきました。表彰式には生徒代表の近藤敦也さんと担任、保護者が出席しました。応募した生徒はもちろん、本校の児童・生徒、保護者、地域のみなさん、教職員にとりまして、たいへんうれしいニュースであり、驚きと歓喜に包まれております。生徒のこれまでの学習の成果が、社会参加という形で実を結びましたことに、心より嬉しく思っております。

本校では、「児童・生徒一人ひとりが、主人公として快適に学び、確かな成長・発達を遂げ、それぞれの個性に応じた自立と社会参加の実現を図る」ことを目指しております。児童・生徒の個々の実態に応じ、自らの能力、可能性を最大限に伸ばすためにも、様々なコンクール等に挑戦することを進めており、こうした中での今回の応募となりました。

 応募作品は、北勢きらら学園高等部学習グループ8組の生徒5人が「総合的な学習の時間」でサミットについて学習を深める中で、学校で学習した知識や技術を活用して、「環境にやさしいサミット」にふさわしいロゴマークのイメージをふくらませ、「自然環境と地球、そして人類が共生して緑溢れる美しい星であって欲しいという願い」を込めて、主体的に、創造的に、制作に取り組みました。

この学習は7月から締め切りの9月21日にかけて展開してきました。はじめに、「北海道洞爺湖サミットロゴマーク」を制作するにあたって、どのようなコンセプトで取り組むかを話し合いました。その結果、「平和」「環境」「共生」「地球」の4つのテーマを設定しました。このテーマに基づいて、卒業後にコンピュータグラフィックの仕事を目指している近藤敦也さんが素案をつくって提案しました。このデザインについて学習グループ全員で意見を出し合い、修正を繰り返して最終的に3つの作品を完成させて応募しました。

応募グループ名は「C8」(クラスエイト)で、G8とかけてあります。メンバーは、近藤 敦也 さん(3年生)、伊藤 加奈 さん(3年生)、星野 友美 さん(2年生)、富永 武志 さん(1年生)、吉田  愛 さん(1年生)の5人です。みんなで共同してつくり上げた作品がこのように評価されたことは、「C8」の生徒たちにとって大きな喜びとなっています。

今回の受賞は県内の高校生の活躍として、特別支援学校在籍の児童・生徒のみならず、同年代の生徒の励みとなり、広く県民にとっても明るいニュースであると受け止めています。

同時に障がいのある児童・生徒の社会参加の姿を強く印象付ける活躍です。

「環境にやさしいサミット」という理念は、私たちの身近な人へのやさしさなしでは実現できないものと考えます。これからも障がいがある児童・生徒の可能性を伸ばし、地域生活や就労において社会の理解と受け入れがさらに進むことを願って止みません。

 この度の受賞に際し、内閣府広報室、総理大臣官邸、三重県教育委員会、保護者の皆様の一方ならぬご理解とご支援をいただきました。最後になりましたが心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

首相官邸北海道洞爺湖サミット
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