円周走

昨日の2、3限目、中学部、高等部の体育を見学しました。授業内容は円周走です。10月21日(木)に予定されている体育祭の種目でもあります。円周走は、半径約15.9メートルの円周上を走る競技で、円の中心の地面に打ったポールにつなげてある長さ約15.9メートルのロープを腰の高さに構えて持ち、このロープを引っ張りながら円周を全力で走ります。授業の最後に実際に体験してみました。アイシェードと呼ばれる目隠しをして、片手でロープを持って走ります。スタートの位置がわからないので担当の先生につま先の位置を指示してもらいました。スタートすると、片手で持ったロープの張力を感じながら走るので、進む方向はそれほど不安に感じないのですが、あとどのくらいでゴールなのか距離感がつかめず、とても不安に感じました。そんなとき、力になったのが周囲の声です。「あと半分」「もうすぐゴール」と言った声が聞こえると、とても安心できました。
体育祭では、それぞれの自己ベストを出せるよう頑張ってください。21日、晴れますように。 続きを読む…

稲刈り

今日は小中学部の児童・生徒4人が、久居農林高等学校の協力のもと、稲刈りを体験しました。三重県リバウンド阻止重点期間ではあるものの、野外での少人数の活動であることや、この時期でないと体験できない活動であることから、参加児童生徒の保護者の同意のもと、感染症対策を講じながら、実施しました。参加した生徒からは「稲を鎌で刈ったとき、スパッと切れて気持ちよかった」といった感想が聞けました。稲刈りは主食であるお米の生産過程のごく一部ですが、体験することによって、収穫する喜びを感じ、育てることの尊さ、大変さを少しでもわかってもらえると思います。収穫したお米を使って、1月に自分たちでクッキーを焼いて食べることができるようです。楽しみですね。

稲刈りを体験させていただいた、久居農林高等学校食品コース3年生のみなさん、ありがとうございました。 続きを読む…

生徒会役員認証式

今日(10月1日)の昼休みに後期生徒会の役員認証式を校長室で行いました。後期生徒会会長に就任したMさんは「やれることはやります」と抱負を語ってくれました。コロナ禍で様々な行事が中止になったり規模を縮小したりと、生徒会が活躍する場面が例年よりも少ないかもしれませんが、生徒会がその存在をアピールすることで、児童・生徒たちが組織の一員であることを意識し、自分たち自身でよりよい学校生活にしようとする気持ちが生まれると思います。後期役員のみなさん、頑張ってくださいね。

スクールバス

本校では、自宅から通学する児童・生徒のために近鉄久居駅から本校までスクールバスを運行しています。また、校外活動でも本校のスクールバスを利用することがあります。コロナ禍でも児童・生徒が安心してスクールバスを利用できるように、夏休み中に車内に空気清浄機を2台取り付け、昨日(9月29日)は、業者の方に来ていただいて車内の除菌、消臭、抗ウイルス・抗真菌コーティングをしてもらいました。10月1日から非常事態宣言が解除されますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。校内の消毒等も含め、しっかりと感染症対策を講じながら教育活動を進めていきたいと思います。 続きを読む…

オンライン交流

昨日(9月28日)は休み時間を使って、小学部の児童2人が岐阜盲学校の小学部の児童2人とオンラインで交流をしました。最初、オンラインで画面はつながったものの、パソコンの設定の不具合から音声がつながらず、ホワイトボードや画用紙を使って、画面越しに筆談をして担任の先生方がサポートしながら、自己紹介などをしました。終了5分ぐらい前にパソコンを入れ替えると音声がつながり、それぞれの場所で拍手や歓声が起きました。実際につながると少し緊張していたようですが、2人ともしっかりと声を出してお話していました。後で聞くと、「お話ができたときは楽しかったです」と教えてくれました。
短い時間でトラブルもありましたが、これを最初の一歩として今後も継続して交流ができるといいなと思いました。岐阜盲学校のみなさん、ありがとうございました。

授業再開

いよいよ今日から対面での授業が再開しました。朝の玄関では、教員が児童生徒の登校を待っています。週のはじめは寄宿舎の生徒もスクールバスや保護者とともに登校してきますので、中学部のみなさんには、少し時差をつけて登校してもらいました。久しぶりに直接会って挨拶をかわしている子どもたちはもちろん、教員も嬉しそうな表情で、玄関先は暖かい雰囲気で包まれている感じがしました。

給食も再開しました。給食については別記事でアップされていきます。お楽しみに。

授業再開に向けて

三重県内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少傾向にあり、また本校は各クラス最大でも3人の少人数規模の学校であることから、9月27日(月)より、登校しての授業を再開することとなりました。学校では、これまでと同様に感染症対策をしっかりと取りながら、教育活動を行っていきます。早速、本日午後には、児童生徒の登校に向けて、校内各所の消毒作業を行いました。行事等では中間考査の中止、体育祭の規模を縮小しての平日開催など変更もありますが、できる範囲で様々な活動を実施していきたいと考えています。臨時休業が続き、少しストレスが溜まっている人もいるかもしれませんが、気持ちよく学校生活を送れるよう、しっかりと支援していきたいと思います。

オンライン授業その3

今日は専攻科理療科の解剖学を見学しました。呼吸器系と消化器系の構造に関する内容でした。担当の先生のわかりやすい説明で聞いている私もイメージしやすかったです。(専門用語は私には難しかったです。)ただ、普段の授業では模型等を使用しながら説明されているということで、そこはやはりオンラインでは厳しいところであると感じました。説明の中でタイミングよく質問を交え、生徒を飽きさせない授業となっていました。

オンライン授業その2

今日は高等部の国語と音楽の授業を見学しました。

国語では小説を、点字教材を使って学習していました。本文を読んで、担当の先生と対話しながら場面の状況を確認したり、その時の感想を自分の生活になぞらえて話をしたり、終始楽しい雰囲気で取り組んでいました。

音楽では、最初、担当の先生の伴奏に合わせてドイツ語の歌を歌い、そのあとは音符の学習をしていました。ホワイトボードを使って音符を提示し、それに合わせて手拍子でリズムを取っていました。オンラインですので、どうしてもタイムラグが生じますが、一生懸命取り組んでいました。こちらの授業も生徒と担当の先生が対話をしながら、すごくいい雰囲気の授業が作られていました。

緊急事態措置の延長

9月9日に、三重県に発令されている緊急事態宣言の期間が延長されることになり、これに併せて三重県緊急事態措置についても期間が9月30日(木)まで延長されることになりました。このことを受け、9月13日から9月30日まで盲学校では、これまでと同様にオンライン授業等による在宅学習を引き続き実施していきます。

学校での教育活動が再開できず、児童生徒のみなさんは、もやもやしているところもあると思いますが、今が踏ん張り時だと思います。普段の生活では感染症対策をしっかり行って、家での学習に取り組みましょう。心配なことやちょっとでも気になることがあれば、担任の先生等に連絡してくださいね。

保護者の皆様には、さらなるご負担をおかけすることとなりますが、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。