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MIEMOU
三 重 県 立 盲 学 校

早期支援(0歳児から5歳児)のご案内
見えない、見えにくい子どもたちへの支援を行っています


  子育てや子どもの成長、また保育園・幼稚園・学校への入園や入学などに
  ついて悩んでおられませんか?
  そんな保護者の方々と一緒に考えていきます。

  活動の様子 三重盲ブログ 早期支援・ひだまり

  親子のつどい
   対象:0歳児から5歳児の視覚に障がいがある乳幼児とその保護者
   活動:月に1回(火曜日午前中)10:00〜11:30
    基本的生活習慣や遊びなど、家庭での子どもとの関わり方について一緒に考えましょう。
    また、年に1回ほど「視覚障がい児の子育て」について、講演会を企画しています。

  幼児教室(ひだまり教室)
   対象:3歳児から5歳児の視覚に障がいがある幼児
   活動:週3回(月、火、木曜日)9:30〜14:00
    基本保護者分離で様々な活動を行います。昼食指導も行っています。
    (分離が難しい場合は、保護者の方も一緒に活動していただけます。)

  その他にも
  でアイふれアイ相談日
   0歳児から5歳児の視覚に障がいがある乳幼児とその保護者または
   支援にあたってみえる保育園・幼稚園の先生方や施設等の職員の方を対象に、
   月1回程度「でアイふれアイ相談日」を設けています。
    基本的な生活習慣の確立、ご家庭での関わり方や声かけ、
    園での生活や支援の仕方、就学についてなど、どのようなことでも
    ご相談いただけます。お気軽にご相談ください。

  教育相談活動
   個別の教育相談も受付けています。
    また、保育園・幼稚園等に伺う形での巡回相談も行っています。
    日程を調整させていただきます。まずはお電話ください。

  視力の発達は、6歳〜8歳ころまでが敏感期と言われています。そのため乳幼児期は、視力の発達にとって重要な時期です。また、運動やことばの発達、身辺自立の基本を学んでいく大切な時期でもあります。見えにくい子どもたちには、見る意欲を高めたり、見る経験を増やしたりしていきます。見えない子どもたちには、動く意欲を高めたり、触ってわかる経験を増やしたりしていきます。私たち盲学校は、一人一人の子どもの力を伸ばしていくためのお手伝いをします。
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   視力の発達は、6歳〜8歳ころまでが敏感期と言われています。
   そのため乳幼児期は、視力の発達にとって重要な時期です。
   また、運動やことばの発達、身辺自立の基本を学んでいく大切な時期でもあります。
   見えにくい子どもたちには、見る意欲を高めたり、見る経験を増やしたりしていきます。
   見えない子どもたちには、動く意欲を高めたり、触ってわかる経験を増やしたりしていきます。
   私たち盲学校は、一人一人の子どもの力を伸ばしていくためのお手伝いをします。
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 Q&A
  Q1 教育相談はどのようにして申し込みますか?
  A  まずは下記連絡先までご連絡ください。
     相談日については、日にち、時間帯などご都合の良い日を相談の上、
     決めさせていただきます。

  Q2 地域の保育園や幼稚園に在籍していても、相談は受けられますか?
  A  はい。受けられます。来校相談に加えて、保育園、幼稚園への訪問支援も可能です。

  Q3 視覚の他にも障がいがある場合も、相談は受けられますか?
  A  もちろんです。一人一人に応じた支援を行っています。
     必要に応じて、他の支援機関とも連携しながら、支援を行います。

  Q4 相談を受けると盲学校に入学することになりますか?
  A  いいえ。本校の入学とは一切関係ありません。気軽にご相談ください。

  Q5 相談の経費はかかりますか?
  A  無料です。

  見えにくさのサインにはこんなものがあります
   目の前でおもちゃを見せても、目で追ったり、
    つかもうとしたりしない。
   絵本やテレビの画面に、極端に顔を近づけて見る。
   物にぶつかったり、つまずいたりすることが多い。
   初めての場所や、暗い場所で、動作が極端に慎重になる。
   目を押したり、体を揺らしたり、ぐるぐる回ったりする。

   *以上のような様子が見られたら、
   「見ること、見てわかること」に
   何らかの困難を抱えている場合があります。

   相談・お問い合わせ
    下記にご連絡ください。
    支援部が対応します。
   三重県立盲学校
   電 話:059−234−2249
   FAX:059−234−2189

   住 所:〒514−0819
       三重県津市高茶屋4丁目39−1
   学校案内図
  
(上記、早期支援のご案内パンフレットPDF(印刷)版は、
こちらをクリック。※下記の内容は含まれません。)



 こんな支援を行っています

  ・遊びの中で、「見たい」「知りたい」「触りたい」という意欲を高めます。
  ・着替え、片付け、食事、排泄等基本的な生活習慣を身につけるための支援を行います。
  ・安全で安心できる環境の中で、自ら動く意欲を高めるとともに、
   ボディイメージや体の動かし方を身につける活動を行います。
  ・様々な遊びや体験を通して、楽しみながら「ものや人と関わる力」
   「見る力」「触る力」「聴く力」「手で操作する力」「環境を把握する力」等を育てるとともに、
   様々な概念と言葉を結びつけることを意識した活動を行います。
  ・補助具の紹介や、補助具の使い方に慣れるよう支援を行います。
  ・個別の支援に加え、3歳児から5歳児については、集団での活動も行っています。
  ・子どもの障がいの受容、育児への不安、将来への不安など保護者の方の気持ちにより添いながら、
   ご家庭での子どもへの関わり方や遊びの工夫、就学についてなど、保護者の方と一緒に考えます。
  ・進路や福祉情報に関する情報提供を行います。
  ・視覚障がい乳幼児をもつ保護者同士の交流の場を設けています。
  ・在籍の幼稚園・保育園・その他関係諸機関と連携し、訪問支援を行ったり、
   幼児教室での様子を見学に来ていただいたりします。


 活動の様子

   幼児教室(ひだまり教室
      一日の流れ(2021年2月現在)
        9:30〜 着替え・片付け・トイレ
       10:00〜 朝の会
       10:20〜 リトミック
       10:35〜 個別の学習
       11:00〜 設定活動
       11:45〜 昼食準備・昼食
            歯磨き・着替え・片付け・トイレ
       12:50〜 自由遊び(設定活動等が入る場合もあります)
       13:40〜 お話の時間・手遊び
       13:50〜 帰りの会

  活動の様子

      

      

      

      

      

      

      


 保護者の声から

  2021年度5歳児保護者
    6歳の娘は先天性の障がいで弱視、色覚異常があります。
   盲学校には1歳からお世話になり始めました。
   視覚障がい児の子育てについての情報が得られず困っていましたが、
   盲学校では先生から具体的なアドバイスを受けることができ、
   親子のつどいでほかの親御さんと交流できたことで不安が軽くなりました。

    3歳からはひだまり教室に通い、娘は先生やお友だちと一緒に楽しみながら、
   様々な体験をさせていただくことで多くのことを学び、
   視力を補う力をつけていきました。

    また、娘は皆と違う自分に気づきつつありながらも、
   劣等感を感じたり自分を否定したりすることもなく、
   地域の園とともに盲学校に並行して通えたことが精神的な
   安定にもつながっていたのではないかと思います。
   入園当初は怖がりで不安そうにしていた娘でしたが、
   今ではお友だちと積極的に関わるようになり、外を走り回り、
   いろいろなことに挑戦するようになるなど、
   この3年間で心身ともに大きく成長したことを実感しています。
   盲学校での早期支援を受けられたことは親子共々、
   貴重な財産になりました。

  2020年度3歳児保護者
  【保護者アンケートより】
    息子が喜んで毎日のように行きたがり、とても楽しそうで満足げに帰ってくる。
   その子一人ひとり親切に丁寧に関わってくれる。
   個別学習もその子にあったことをしてもらえて、すごくありがたく思います。
   保育園ではあまり経験できないこともさせてもらい、満足です。
   ひだまり教室に行きだして、息子自身がいろいろなことに興味が出てきて、
   少し明るくなったと思いました。


  2018年度4歳児保護者
    5歳になる娘は視覚障がいがあり全盲で、体幹機能障がいもあり重度障がい児です。
   生まれてすぐはこれから子育てをどうしていったらよいか夫婦で悩み、
   どこに相談してよいかもわからず不安でした。
   娘が1歳近くになる頃、病気のため遅れていた6ヶ月検診のため、保健師さんが自宅にきてくれました。
   いろいろな悩みや相談を聞いてくださり、同時に盲学校の早期支援を紹介してくださいました。
   初めての盲学校での相談日にも同行してくださり、その日から今日まで、盲学校の親子の集いや
   幼児教室にも通わせてもらっています。
   盲学校の先生からは早期の教育の重要性をたくさん教えていただきました。
   また、日々の悩みや相談にいつも乗ってくださり、とても心強かったです。
   今では盲学校を起点に療育センターや放課後デイも利用し、訓練も頑張っています。
   早い段階で盲学校を紹介していただいたことで、本当によかったと思います。

 三重県立盲学校にご相談ください

    三重県立盲学校では三重県内にお住まいの「見えない・見えにくい」
   お子さんとそのご家族への早期支援の充実を目指しています。目に関することで、ご心配の方がいらっしゃいましたら、
   まずは下の連絡先までお電話ください。



   連絡先
    三重県立盲学校
     〒514−0819 三重県津市高茶屋4丁目39−1
       電 話 059−234−2249
       FAX 059−234−2189



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