自分ひとりで、分解、組立を行い完成品を作った。
初めは、時間内にできる数に気をとられて仕事が雑になりがちであったが、確実な仕事の大切さを確認していくことにより、正確さを意識できるようになっていった。
3人一組で作業内容を話し合い、仕事を分担して行った。
どの部品の分解、組立が得意かをグループで話し合い、座る順番や作業の内容の話し合いを行い、うまくいかない時は作業工程や置く場所を変える、入れ物を変えるなどの工夫を行い、効率よく仕事を行うことができていった。
自分ひとりで、ビニール袋に決められた数を入れて完成品とした。
初めは個数が数えられなかったりしたが回数を重ねることにより、だんだん正確にできるようになってきた。
細かな作業が難しい生徒には、大きなものを詰めたり、箱を運んだりする作業を行った。繰り返しの学習により、手順を覚え継続して行うことができていった。
生徒の持つ特性や能力、伸ばしたい力に応じて作業内容を考えていく必要がある。
個々の作業能力を高めるだけでなく、全体の中でも自分の仕事に集中できる力、協力して仕事を行っていく力などを、この学習活動の中でつけていく事が今後の課題になる。