三重県立盲学校
 
学校長挨拶

三重県立盲学校 校長 森下 大介

 
 三重県立盲学校のホームページにようこそ。
 本校は、三重県内で唯一の視覚に障がいのある方を対象とした特別支援学校です。小学生から成人の方が夢や目標に向けチャレンジし、社会活動に積極的に参加し自立、貢献していけることを目指し、児童・生徒の個々の状況に応じた丁寧な少人数教育に取り組んでおります。
 学部、学科として小学部、中学部、高等部普通科、高等部保健理療科、専攻科保健理療科、専攻科理療科を擁し、令和4年4月現在、小学部3名、中学部11名、高等部4名、専攻科6名の合計24名の児童・生徒が学んでいます。県内全域から児童・生徒が集まることから、学校の敷地内に寄宿舎を設置しており、現在4名の児童・生徒がこの寄宿舎で生活を共にしています。
 また、視覚に障がいのある方、またその保護者等の支援としての中核的な役割を果たすため、子育て、教育、生活等にかかる相談活動や視覚障がいの理解に向けた啓発活動にも力を入れております。入学や転入学のみにかかわらず「見えにくさ」をかかえる幼児・児童・生徒・成人の方、保護者の方の相談にも随時応じております。なお、現在就学前の幼児等を対象とした幼稚部の設置はありせんが、プレ幼稚部として「ひだまり教室」の運営を始めており、幼児教育と支援の取り組みも進めておりますので、幼児から大人の方までお気軽にご相談ください。
 
 本校の歴史は、明治43年(1910年)に三重県師範学校附属小学校に盲生学級が附設されたことに始まり、大正8年(1919年)に三重盲唖院として開校した後、昭和22年(1947)4月に三重県立盲学校として分離独立しました。盲生学級から本年度で112年、開校後103年と1世紀を超える永きに亘り視覚障がいに係る教育と支援の歴史を刻んでまいりました。
 戦前、戦後の永きにわたり、また激動の時代に本校の教育を支えていただいた教職員の皆様、PTA並びに同窓会の皆様のご支援に深く感謝と御礼を申し上げ、今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願いし、挨拶とさせていただきます。
 

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