3月24日(金)に、平成28年度修了式が行われました。
今年度最後の校長講話では、「面倒なこと」を面倒くさらずにやることが大切であるという話を聴きました。
その後、離任式も行われました。
校長先生をはじめ上野高校を離任される16名の先生からお一人ずつお言葉を頂きました。
3月24日(金)に、平成28年度修了式が行われました。
今年度最後の校長講話では、「面倒なこと」を面倒くさらずにやることが大切であるという話を聴きました。
その後、離任式も行われました。
校長先生をはじめ上野高校を離任される16名の先生からお一人ずつお言葉を頂きました。
2016年度の学校生活を締めくくるに当たり、今日は皆さんへの私の最後の願いを述べたいと思います。
勉学や仕事には「面倒なこと」がつきものです。誰しも「面倒なこと」は避けたいと思いますし、進んで引き受ける人は稀です。たいていの人は何とか逃れようとします。
ところが、「面倒なこと」を普段と全く変わらない態度で対処する人がいます。「そういえば、あいつがそうだな。あの子がそうだ。」と思い当たる人もいると思います。私もそのような人と一緒に仕事をしたことがありますが、本当に見事です。その人たちは、「面倒だからやらない」ということはありません。愚痴も言いません。いつの間にか「面倒なこと」を片付け、何事もなかったかのように平然として別の仕事に取りかかります。
また、この人たちは、「面倒だけれども仕事だからやる」というふうでもありません。この人たちにも「面倒くさい」という感情は生じているはずです。それでは何故、感情に振り回されず、ためらうことなく淡々と仕事ができるのか。
私は、その理由をこのように考えました。私たちは皆、やるべき仕事の量や質に応じて自分の「仕事モード」を切り替えるスイッチを持っている。忙しい時と余裕のある時では、違う「仕事モード」となるようスイッチを操作している。ところが、「面倒なこと」を普段と全く変わらない態度で対処する人たちは、忙しいか余裕があるかでスイッチ操作をしているのではなく、全く別のスイッチ操作をしているのではないか。「面倒なこと」をする時でも、「後回しにする」とか「誰かに押し付ける」等のモードに切り替えるのではなく、「面倒だからこそ淡々と仕事をする」という独自のモードに切り替えているのではないか。自分の気分に引っかからないよう、感情に振り回されないよう、また「怠け心」にも流されないよう、自分をコントロールする術を身に付けた者だけがなし得るスイッチ操作なのだと思うのです。
ところで、私は、NHKの「プロフェッショナル」という番組をよく観ます。その道の「達人」と呼ばれる人達の仕事の「流儀」を紹介する番組です。私はその番組を観ていて、「達人」の多くに共通点があることに気づきました。それは、「わざわざ面倒なことをする」という点です。「達人」は、自分の仕事に関係する現場に自分で出かけて行きます。愚直なまでに自分の目で確かめようとします。普通は簡単に済ませたり、人に任せたりする基本的な作業を、「そこまでやるか」というくらい細部にこだわりを持って、あえて自分でやるのです。
これは「逆説(パラドックス)」です。「限られた時間と労力を最も肝心なところに集中させる」という仕事の「通説」に反するようで、実は真理を表している。「合理性」とか「効率」といったことの対極にあるものを大切にしているからこそ、通常のやり方では決して到達できない「達人の領域」に達することができる。こう思うのです。
傍目には「面倒なこと」と思えることに愛情にも似たこだわりを持ち続けることができたときに、仕事の質が大きく変容し、「合理性」や「効率」を追求するやり方では決して到達できない新たな地平を切り拓き、人々を魅了する「感動」の世界へと導くのだと思うのです。
私は皆さんに、「何かの達人になってほしい」と言っているのでありません。夢や希望は、「やるべきことを面倒くさがらずにやり続ける人にしか実現できない」ということを言いたいのです。「面倒くさい」と思ったその時が分岐点です。「まあいいか」と思ってやらない方を選ぶのか、それともモードを切り替えて平然とやり始めるのか、決めるのは自分です。正しい判断を下し、自分の目標に向かって着実に進んでいってください。
以上で修了式の話を終わります。
3月18日(土)に合格者登校日がありました。
今後の手続きについて説明を受け、その後、4月から使用する教科書や体操服等を購入し、入学までの準備を進めました。高校で使う新しい教科書を目にし、難しそうだと感じた方もいたのではないでしょうか。頼りになる先生や、優しい先輩がいる上野高校で、4月から勉学や部活動に共に励みましょう。
3月15日(水)、16日(木)に平成28年度春季スポーツレクレーションが開催されました。
クラスで話し合い決めたチームに分かれ、どの種目も懸命に取り組んでいました。
種目は、男子バスケットボール、男子サッカーボール、女子バレーボール、女子ドッジボール、男女混合卓球、男女混合オセロでした。
競技を応援する生徒たちの声もあり、大変盛り上がったスポーツレクレーションとなりました。また、勝った記念に写真を撮っている姿も見られました。
現クラスで過ごす時間も残りわずかとなり、多くの思い出を作ることができたのではないでしょうか。
結果は以下の通りになりました。
優勝 準優勝 3位
男子バスケットボール 2-1 2-4 2-6
男子サッカーボール 1-7 1-4 2-7
女子バレーボール 2-1 2-3 1-3
女子ドッジボール 1-6 2-4 1-3
男女混合卓球 1-6 2-4 1-8
男女混合オセロ 2-7 1-7 1-1
3月16日(木)に、三重県立上野高等学校入学者選抜の合格発表がありました。合格されました中学生の皆様、おめでとうございます。4月から共に学べることを楽しみにしています。
3/16(木)に、1学年では進路講演会を行いました。
1年生ももうすぐ終わりに近づき、2年生に進級するにあたって、(株)リクルートマーケティングパートナーズの佐野正明様から「これからの進学(将来)に向かって」というテーマで講演をしていただきました。
この講演会をきっかけに、視野を広く持ち、自身の進路を選択していってください。
3/1(水)に穏やかな陽ざしの中、第68回卒業証書授与式が行われました。
3年生の皆さんは、3年間の思い出を胸に卒業式に臨まれたことでしょう。
総勢277名に卒業証書が授与され、本校を卒業されました。
(普通科総代) (理数科総代)
(在校生代表送辞) (卒業生代表答辞)
(卒業生退場)
また、前日の2/28には、皆勤賞の表彰があり、67名の生徒が表彰されました。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
上野高校で過ごした3年間を糧に、大いなる明日に向かって大きく飛躍されますように。
2/28(火)に表彰伝達式が行われました。
先日行われた月ヶ瀬マラソン大会の1位から25位までを男女共に、表彰されました。1位の生徒には、賞状・メダルとともに、トロフィーも贈られました。
また、大会において優秀な成績を残した吹奏楽、ギターマンドリン部、弓道部、そして授業での研究や個人で活躍した生徒が表彰されました。
当校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を文部科学省よりいただいております。