2年
年間 課題研究
自ら課題を発見し、その解決方法を探り、実験し、考察する。その結果得られた気づきから新たな課題を考える。身近なテーマについて、1年間かけて研究を行います。スケジュールの主な流れは、以下のようになっています。
~4月 :研究テーマ・研究班編制の調整
5月 :研究班決定、研究テーマ調整
6月 :研究テーマ決定、研究方法の策定
7月 :予備実験、中間発表会
8月~11月 :実験、考察、追実験
12月 :研究まとめ、最終発表会
~2月 :個人レポート作成
3月 :研究班レポート作成
また、優秀な研究であった3班は、2月に行われる「みえ自然科学フォーラム」にて発表します。
8月中旬 理数科学習合宿・科学講演会
自律的学習の個人トレーニング、集団的学習の共同トレーニング、学年を越えた縦のつながりの深化を目的として、京都にて2泊3日の学習合宿を実施しています。勉強漬けの3日間ですが、2年生が中心となり企画された1・2年生の交流活動も、行われております。
また、この合宿中に、大学などの研究者を招いた「科学講演会」も実施しています。
これまでの講師と講演テーマ
2012(H24)年度…『放射線と私たち』
上智大学元助教授 笠耐先生
2013(H25)年度…『昆虫の飛行 自然に学ぶ飛行の原理』
大阪府立大学航空宇宙工学科教授 砂田茂先生
2014(H26)年度…『コミュニケーションの科学と感性~文理融合学問の重要性~』
東京大学名誉教授 原島博先生
2015(H27)年度…『ナノワールドを光で拓く』
京都府立大学教授 石田昭人先生
2016(H28)年度…『138億年の歴史を一気に振り返り、これからの人のありかたを考える』
東京大学名誉教授 原島博先生 2017(H29)年度…『プラスチックで創る次世代エレクトロニクス』 山形大学助教 中林千浩先生(本校卒業生)
11月中旬 京都大学エネルギー理工学研究所訪問
宇治市にある京都大学のエネルギー理工学研究所は、大学院の先生方(教授、准教授、助教授)が、エネルギーに関係するあらゆる分野の研究活動とそれらを通して修士課程(2年)・博士課程(修士課程修了後の3年)に在学する大学院生の教育が行われています。
この研究所訪問の目的は、大学の研究室の雰囲気を肌で感じ、最先端の研究機器を目の当たりにすることにより科学への興味関心をより高めるとともに、研究者による説明を受け、最先端の科学分野の広さ・深さを感じ取ること。また、自分たちの将来像でもある大学院生との懇談を通して、これからの高校生活における生徒自身の探究心・学習へのモチベーションアップを図ることです。2018(H30)年度より、6月中旬の開催となります。