目指す学校像(基本理念)

「総合学科の特色を生かして一人ひとりの能力を伸ばし、よりよい自己実現をはかります」


規範意識を育成し、自律心のある生徒を育てます
基本的な生活習慣と基礎学力を定着させ、それぞれの目指す進路の実現をはかります
地域から信頼され、地域とともに育つ学校を実現します

現状と課題

現状と課題
1100年の歴史と伝統を誇る学校であり、その間多くの人材を輩出し、地元地域を支える中核的役割を担っています。平成17年度から総合学科に学科改編するとともに、それまでの普通科の募集を廃止し、定数を160名に減じました。改編当初は募集定数を上回る志願者がありましたが、平成23年度入試では大きく定数を下回りました。この状況を厳粛に受けとめ、地域が学校に求めるものを明確にし、今後いっそう地域社会の思いに応えられる学校づくりを行うことが重要です。また、生徒の活動をより一層地域に広めていくことが求められます。


2入学してくる生徒は年々多様化し、学力の幅も広がる傾向にあります。学習や学校行事、クラブ活動等で活躍し、充実した学校生活を送る生徒が多数ですが、中には目標を設定しきれず、学習や学校生活に集中できないなど悩みを深める生徒も少なからずいます。授業規律を確立する指導を行う一方、朝の登校指導や挨拶の励行、巡回などで生徒とのふれあいと相互理解を深め、自律的な生徒、規律ある態度の育成を図っていく必要があります。


3本校は進学・就職とも、進路指導部・学年集団の継続的な努力ともあいまって、ほぼ進路を保障することができてきました。しかし、雇用情勢の不透明な状況は続き、進学・就職とも先の見えない状況があります。このような状況でそれぞれの生徒の希望実現のためには、基礎学力とともに、今後様々な場で自らのキャリアをデザインし実行する力やその基盤となるコミュニケーション力を3年間の学びを通してどのように身につけさせることができるかが重要となります。「わかる授業」の研究やきめ細やかな学習評価など基礎学力の定着を図る取組みを継続する一方、総合学科の特色を生かしてコミュニケーション能力の育成を図る必要があります。


4本校はかつて部活動が盛んで部活動の種類も多かった学校です。現在もフェンシング部やレスリング部をはじめとして、全国的に活躍する部活動がありますが、全体として部活動参加者の割合はかつてより減少しています。生徒の減少とともに今後これまでと同様なクラブ活動の維持存続は困難が予想されます。しかしながら、学校生活の活性化にクラブ活動の果たす役割は大きいものがあり、開設数やそのあり方の検討と並行してクラブ活動の充実策を検討し、実行することが重要となります。
中長期的な重点目標


学習指導

@生徒が学習に集中して取り組める環境づくりに努め、授業の充実をはかります

A総合学科の仕組みを活かし、必要な基礎学力の定着をはかります




生徒指導

@自律性の獲得に向けて、基本的生活習慣と秩序ある高校生活の確立を目指します

A生徒会活動・クラブ活動の充実をはかります




進路指導

@生徒理解を深めるとともに、一人ひとりが進路について深く考え、なりたい自分を描き、実現に向かって実行し、努力する生徒を育成します

A地域社会との連携を深め、望ましい職業観・勤労観を身につけた生徒を育成します




学校全体

@学校経営品質向上活動を推進し、その理念に基づいた学校改革に取り組みます

A危機管理体制を一層万全なものとします

Bこれまでの人権教育の成果をふまえ「信頼」を軸に人権感覚溢れる学校づくりに努めます

C「信頼」を軸に本校に係る全ての関係者との関係づくりに努め、地域とともに育つ学校づくりを進めます

D教育活動全般にわたり効果的に自己評価を行い、その結果をもとに学校関係者評価活動に取り組み、学校経営の質を高めます

E教職員が対話を通してお互いの関係づくりに努め、支え協力し合うことを通して組織能力を高めます


本年度の行動計画

 本年度下記のことを重点項目として取り組みを進めます。
@
学習指導

生徒が学習に集中して取り組める環境づくりに努め、授業の充実をはかります

(1)自律的な授業態度の育成を念頭に、生徒、教員ともにベル着の徹底や生徒の私語の防止など授業規律を確保することで学習環境を向上させるとともに、必要に応じ本人との面談や保護者との連携を深めることにより、遅刻の防止や出席状況の向上を図るなど継続して授業の充実に努めます。

(2)生徒同士の「学びあい」を利用した学習方法をすすめます。




総合学科の仕組みを活かし、必要な基礎学力の定着をはかります

(1)教員間で積極的に授業見学をするなどわかりやすい授業のための情報共有を行います。

(2)全教職員で授業の様子等情報交換を密にし、課題のある生徒の把握に努め、各係間の連携を密にして指導・対応に当たるとともに、必要に応じ計画的に補習、課外指導等を行います。

(3)小テストの実施など基礎的な学力向上のための対策に取り組みます。その上で、就職希望者には就職試験に向けての対策を、進学希望者には進学のための課外授業等を行います。

(4)総合学科発表会や各種成果発表の機会に向けて、普段から発表力とコミュニケーション能力の向上を図ります。



A
生徒指導

自律性の獲得に向けて、基本的生活習慣と秩序ある高校生活の確立を目指します

(1)校門指導や巡回等を通じ、身だしなみや品位ある言動についてねばり強く全教職員一丸となって指導していくとともに、挨拶の励行や声かけなどコミュニケーションの強化により信頼関係を育てます。

(2)交通安全指導等を通じて、生徒の安全を図るとともに、校外での社会性とマナーを身につけるよう指導します。また安全で安心な高校生活のために、全校集会等の場で積極的に訓話を行い、指導を継続的に行います。

(3)特別な支援が必要な生徒への対応について研修を深めます。




生徒会活動・クラブ活動の充実を図ります

(1)生徒会が中心となって学校を変えていく取り組みを計画・実施します。

(2)部活動未加入者の部活動加入を勧め、結果として昨年度以上の部活動参加率を目指します。



B
進路指導

生徒理解を深めるとともに、一人ひとりが進路について深く考え、なりたい自分を描き、実現に向かって実行し、努力する生徒を育成します

(1)進路決定について、進学・就職ともに進路決定率100%を目指します。

(2)進路のミスマッチを減らすため進路に関する面談を増やすとともに卒業生の追指導を行い、早期離職や中途退学の割合を減らします。

(3)職業や上級学校に対する教職員の研修を進め、進路指導についての指導力を高めます。




地域社会との連携を深め、望ましい職業観・勤労観を身につけた生徒を育成します

(1)インターンシップの方法を見直し、より効果的なキャリア教育を実施します。

(2)地域社会での生徒の活動を増やすことにより、生徒の地域貢献・社会貢献の意識を高めます。



C
学校全体

危機管理体制を一層万全なものとします

(1)危機管理マニュアルの見直しを行い、より現実的な場面を想定したものとします。

(2)教職員間での「報告」・「連絡」・「相談」が確実に行われるように徹底します。




これまでの人権教育の成果をふまえ「信頼」を軸に人権感覚溢れる学校づくりに努めます

(1)総合的・系統的な視点で計画された人権LHRを通じて、多様性を認めあえる集団作りを行います。

(2)生徒一人ひとりが人権問題の解決を自分のこととして捉えられるよう、指導方法の工夫を行います。




「信頼」を軸に本校に係る全ての関係者との関係づくりに努め、地域とともに育つ学校づくりを進めます

(1)平成24年3月鳥羽市内中学卒業生の本校への進学率40%以上を目指します。

(2)教育活動の全体像を効果的に地域に向け発信することに努めます。

(3)生徒、教職員、保護者に対し通信を発行し、情報発信をします。




教育活動全般にわたり効果的に自己評価を行い、その結果をもとに学校関係者評価活動に取り組み、学校経営の質を高めます。

(1)学校関係者評価の取り組みについて試行し、研究を深めることで業務改善の仕組みづくりを行います。




教職員が対話を通してお互いの関係づくりに努め、支え協力し合うことを通して組織能力を高めます

(1)小さなグループによる相談や意見交換など課題解決に向けた対話が日常的に行われる雰囲気づくりに努めます。



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