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『四日市の街づくりを考える会(YTT)』との探究学習 第2回

 6月29日(土)、本校図書館において第2回目の「四日市の街づくり」を考える探究学習を行いました。今回は、YTTメンバー3名と四日市市役所都市計画課の職員1名にお越しいただきました。最初に、生徒は宿題の「Maasが広まったらどんな街になるか」について、さまざまな交通サービスとITとの繋がりから未来の四日市を考え、それを模造紙にまとめ発表しました。今回のグループワークは、生徒がファシリテーターとなり、主体的に四日市の未来をデザインしました。発表後、YTTのメンバーや市職員からいくつかの質問があり、生徒はその質問に一つ一つ丁寧に返答していました。

  

 2回目のグループワークでは、「2040年の四日市の街がどのような街になっていてほしいのか!」そのためには、どうすればよいか。について話し合い、それをグループごとに四日市市への提言としてまとめました。その中には、「四日市市をだれもが住みやすい街」にするため、JR四日市駅とあすなろう鉄道を直結し乗り継ぎを便利にする構想、ドローンやAIを活用した交通弱者や環境にやさしい街づくりなどの提言がありました。これらの提言を都市計画課土井室長が市役所へ持ち帰り、未来の四日市都市構想へ反映できるようご尽力いただくことになりました。

  

 現在、四日市市では、JR四日市駅と近鉄四日市駅間の自動運転構想が持ち上がっているそうです。このように、生徒はYTTとの2回の探究学習を通して、未来の四日市の街について真剣に向き合い、話し合って提言としてまとめ、それを社会へ発信する重要性についても学ぶことができました。

 

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