MOTANI屋との交流

11月25日(水)、SBPの3年生2人が志摩市役所を訪問し、MOTANI屋のメンバーと交流しました。

MOTANI屋とは、志摩市で取り組まれている次世代の人材を育成する事業です。「里山資本主義」著者である藻谷 浩介(もたに こうすけ)さんの助言を受けながら、「新しい里海創生によるまちづくり」に関わるテーマを軸に、志摩高校の生徒と皇學館大学の学生さんが中心になって、地域で活動されている人々と交流し、地域の課題を抽出するとともに、その課題解決に向けた検討を行っています。

昨年、学生や社会人を対象に皇學館大学で開かれた「第2回人源輝業セミナー」でSBPが活動を紹介する機会を頂きました。そのセミナーで講師を務めていたのが藻谷さんでした。藻谷さんはSBPの取組に興味を持って頂き、第1弾セレクトギフトを誰よりも先に購入して下さいました。それ以後も、藻谷さんの講演の中でSBPを紹介をして下さっているそうです。今回の交流は、SBPのアドバイザーである岸川さんから、藻谷さんが関わるMOTANI屋と交流してみませんか、とお話があり、南伊勢町の隣まちである志摩市での活動を知る良い機会だと思い交流することとなりました。

交流に先立ち、志摩市の大口市長とお目にかかる機会を頂きました。市長はとても気さくな方で、はじめての市長選のときの話を語って下さいました。人が努力している姿は必ず誰かが見ていてくれている、ということが強く感じられるお話でした。
その後、藻谷さんに会い、これまでのお礼を伝えるとともに、第3弾セレクトギフトの完成を報告しました。藻谷さんにギフトを贈呈しようとしましたが、「自分でお金を出して買うことに価値がある」と購入して下さいました。藻谷さんは商品を1つ1つ見ながら、ギフトが進化していることを褒めて下さいました。また、第3弾から手書きの「ふるさとからのラブレター」と「商品の紹介文」を入れています。これらも「今の時代だから、新鮮だ」と評価をいただきました。

そして、SBPとMOTANI屋のそれぞれの取組発表をしました。それぞれで活動していることは異なります。しかし、どちらも、自分たちのまちを好きになり、誇りを持ち、まちの良さを広くPRしていくために、もっと深く自分たちのまちのことを知っていたい、という思いで繋がっていることを知ることができました。