さよなら北海道 ~修学旅行3日目~

3日目はホテルのバイキングの朝食をとった後、羊ヶ丘展望台に向かいました。クラーク博士像の前で記念写真をとり、しばし散策。北海道らしい雄大な農場と、その向こうに見える札幌ドームと札幌の町並みを一望しました。また、羊たちが農場に放されていて、生徒たちは「昨日のジンギスカンだ」と口にしていました。他団体が来る前だったこともあり、ゆったりと展望台を堪能することができました。

バスに乗り、今度は大倉山ジャンプ台に向かいました。あまりの高さと大きさに、生徒も教員も驚きました。全員でリフトに乗って、ジャンプ台の上にある展望台に向かいました。途中何度かリフトが止まってしまう、というアクシデントに見舞われましたが、ジャンプ台の上から見た景色をみんなで見ることができました。スキージャンプ選手の気分になれましたが、「自分には飛べない、高梨選手はすごいなぁ」という感想を抱く生徒がたくさんいました。

再びバスに乗り、北海道での最後の目的地の白い恋人パークに行きました。お土産として有名な「白い恋人」。ガイドさんによれば、商品開発の時点で候補に上がっていた商品名は「極寒」、「ツンドラ」だとか。そんな白い恋人が作られ、商品としてパッケージングされるまでの様子を工場で見学しました。その後、1階の売店でお土産を買ったり、ソフトクリームを食べたりして楽しみました。また、この日はキャンディーを目の前で作っている様子も見られて、生徒たちも楽しんでいました。

新千歳空港で三日間お世話になったガイドさんと運転手さんにお別れし、搭乗手続きをしました。わずかな時間で昼食を取り、セントレアに向かいました。飛行機の窓からはさっきまで自分たちがいた北海道が遠ざかっていくのがよく見えました。帰りの飛行機では、さすがに疲れが出たのか、ほとんどの生徒が眠っていました。セントレアで荷物を受け取り、予定通りに南勢校舎に戻ってきました。全員元気に帰ってくることができました。
バスでの移動時間がたくさんあった北海道の旅行でしたが、その道中でガイドさんから北海道と三重の関係や北海道の歴史や自然などたくさんのことを学びました。また、北海道でしかできないたくさんのことを経験しました。このメンバーで行く最初で最後の旅行。生徒にとってとても良い修学旅行になったようでした。