学校評価報告書

様式                         平成27年度 学校評価報告書     学校名 名張高等学校(全日制)            

(1)学校経営の改革方針における今年度の重点取組についての評価結果

項目

行動計画の目標・評価方法

達成状況・評価結果

具体的取組に関する成果や課題

確かな

学力向上

(1)授業改善

  目標:思考力・判断力・表現力が育つよう授業改善を行い、生徒が能動的に学ぶ授業を実践する。

評価方法:各教科の実施状況、達成状況

 

(1)達成

〇 8月27日(木)「能動的な学ぶ生徒を育てる授業実践」と題して職員研修を開催

〇 「SHR学習」や「N1グランプリ」などSHR、授業等での正副担任、教科担当者によるきめ細かな指導で、学びの場としての環境作りを進めることができた。

○ 成果

 「よい授業」とは何かを内省し、ペアワークや意見交流、講師の具体的な授業実践等を通して授業改善への手がかりを得た。キャリア科目、科目選択、日々の学習活動の3つのつながりが強化された。

 

○ 課題

 家庭学習を含めた学習意欲向上のための取り組みを、組織的に充実させていく必要がある。

豊かな心と健康な体の育成

(1)基本的生活習慣確立のための遅刻数減少

目標:年間連絡なし遅刻者数900人(のべ人数)以下

評価方法:月別遅刻者数・年間遅刻者数

 

(2)学校行事の充実

目標:発表機会と集団活動の充実

評価方法:行事後のアンケートで満足度を調査

 

(1)未達成

 2月末時点で連絡なし遅刻がのべ1043人となり、目標900人は達成できない結果となった。なお生活改善指導対象者(連絡なし遅刻10回)は15人である。

(2)達成

学校祭後のアンケート結果

学校祭全体を通して楽しめたか。

楽しめた57% やや楽しめた29.1% あまり楽しめなかった10.1%

○ 成果

 目標は達成できなかったが、2月末時点の連絡あり遅刻は昨年度891人から584人と34%減、連絡なし遅刻についても昨年度1148人から1043人と9%減となっており、絶対数は減少した。

トータルで20%の減少である。

 

○ 課題

 身だしなみの乱れ、遅刻する生徒の固定化への対策が必要である。入室指導・授業や集会での指導・挨拶へのより一層の意識づけを全職員で徹底する。

信頼される

学校づくり

(1)学校満足度

目標:生徒アンケート「進路指導」「入学して良かった」の項目で90%以上の満足度を得る。

評価方法:生徒アンケートの結果

 

(1)達成

「進路指導」回答数162名

①満足している30人②どちらかと

言えば満足している85人…71%

「入学して良かった」

①良かった37人②どちらかと

言えば良かった88人…78%

 

○ 成果

「進路指導」については、進路指導部との連携、全教員での面接指導、担任が面倒見よく指導した成果が出た。

 

○ 課題

明確な進路意識を1年次からもたせる必要がある。3年次では目標を絞り込んだ上で第一志望への確実な合格をサポートする体制作りが求められる。

 

(2)組織の状態の評価結果

アセスメントから明らかになった状況

強    み

○学校組織に浸透した改善の意識

 長期的・短期的あるいは、体系的・組織的にPDCAサイクルが確立している。どの分掌・学年団も、目標を確りと認識し、行動し、評価を行う。常に、教育活動改善を目指す姿が見られる学校組織である。

○生徒理解の推進と高い学校満足度

 人権教育や教育相談が推進され、生徒にとって質問や相談がしやすい教職員組織が構築されている。卒業生に対して行ったアンケート結果から、「名張高校に入学して良かった」と答えた者が80%もあり、生徒が過ごしやすい学校組織・学校環境づくりが実現していると考えられる。

○キャリア教育の充実ときめ細やかな教育課程運営

 校務分掌組織と学年団の間の連携が密になされ、科目選択・進路選択に向けたガイダンス機能が充実している。総合学科の強みを生かした教育課程が運営されている。

弱   み

○生活習慣向上のための家庭との協力

 学年団、生徒支援部、保健部が連携を密にし、家庭と連絡を取りながら、生徒の生活習慣の向上に努めている。しかしながら、遅刻や欠席が常態化したり、服装が乱れたりする生徒も見られる。学校と家庭の協力関係をさらに高め、生活習慣をさらに向上させていかなければならない。

○学力向上・進路実現のための組織的取組

 学年団、進路指導部が連携を密にし、生徒の基礎学力の向上、進路の実現に向けて、「SHR学習」や「N1グランプリ」など、多様で特色ある取り組みがなされている。しかし、生徒のアンケート結果からは、家庭学習をほとんど行っていない者が約85%も見られる。まず、この現実をしっかりと受け止めなければならない。なぜ学ぶのか、その目的をしっかりと生徒に考えさせ、学習意欲向上のための取り組みを、組織的に充実させていかなければならない。

 

(3)学校関係者評価委員会の実施状況

学校関係者評価委員会の実施内容等

<実施回数> 3 回     

実施

内容

 第1回 平成27年度 学校経営の改革方針について説明、全日制授業見学

 第2回 行動計画の中間報告、定時制の概要説明とアンケート結果報告、定時制授業見学

 第3回 行動計画の最終報告、諸アンケートのまとめ、意見交換など

 

(4)学校関係者による評価結果

学校関係者評価から明らかになった改善課題

関係者

評価

○ 総合学科としての特色ある教育課程とそれを活かすためのキャリア・ガイダンス

 多様化する生徒の興味・関心・進路に対応した教育課程が構築されている。加えて、その優れた教育課程を十分に活用できるよう、担任団・学校運営部によるきめ細やかなキャリア・ガイダンスが提供されている。極めて高く評価できる。現状の取り組みをより前進させてもらいたい。

現在、伊賀地区は高等学校再編のさなかにある。このような時勢にあって、生徒・地域・社会から求められるニーズは何なのかを、常にアンテナを高く張りめぐらし、不断的にその認識に努め、教育課程改善の検討を行う必要がある。

○ 確かな学力の向上に向けて、学ぶことの意義を認識させる教育

「基礎学力テスト」による学力診断、「N1グランプリ」による学習意欲の向上、「プラス日記」等の取り組みによる学びの綴方など、基礎学力充実のための取り組みが精力的に行われている。こうした取り組みは充実しており、極めて高く評価できる。しかし、その一方で、家庭学習をほとんど行っていない生徒の多く、学びへの意欲を欠いているという現実がある。これは、自分は何のために学ぶのか、学びは人生をどのように豊かにするのかといった「学ぶことの意義」を学ぶことの不足に起因しているものと考えられる。ここに御校の大きな課題があると指摘できる。

○ 豊かな心と健康な体の育成のための多彩な教育活動

 多彩な学校行事や総合的な学習の時間の運営、人権学習等が充実しており、これに対する生徒の満足度も高い。しかし、こうした取り組みにより、生徒の未来がどのように拓かれるのかを生徒自身によく認識させる必要がある。

○信頼される学校づくりと広報活動

 名張高校の優れた教育活動を、地域・社会にアピールすべく、広報活動の充実が図られた。特に、「名張高校新聞」は、学校内のホットな情報を明るく楽しく広報したものであった。家庭や地域、関係機関との連携のために、今後も継続した情報発信の充実が望まれる。

 

(5)組織力向上のための取組(改善策)

次 年 度 に 向 け た 取 組

① 学力向上

 基礎学力定着を図るため学習内容等をブラッシュアップし、授業では能動的学習を取り入れるなどの工夫を取り入れ、「わかる楽しさ」を実感できる授業を実践する。

② キャャリア教育

 科目選択と学習面でのサポートをより有機的に行うために担任団・学校運営部によるきめ細やかなキャリア・ガイダンス科目「産業社会と人間」「総合的な学習の時間」をベースとしたキャリア教育をさらに充実させることで、生徒1人ひとりの進路希望を実現させる。

③ 規律ある生徒の育成

 全生徒が安心して学校生活を送れるよう、全教職員が一丸となって生徒の生活習慣と規範意識をさらに向上させていく。

 

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