平成２６年度１月全校集会　校長挨拶

平成２６年度１月全校集会　校長挨拶

みなさん、あけましておめでとうございます。

あわただしかった冬休みも終わり、いよいよ平成２６年度の締めくくりとなる１月がスタートしました。みなさん今年の冬は、部活動や家の手伝い等意義のある充実した冬休みになったのではないかと思います。特に、みなさんが事故もなく全員無事に今日の日を迎えられたことを大変嬉しく思います。今日から生活のリズムを学校モードにしっかり切り替えて、本年度をいい形で締めくくってくれることを期待しています。

実は新年早々、名張市内である会合がありました。第一線で活躍されている様々な分野の方々とお会いしたのですが、名張高校出身の方の多いことに驚くとともに、出身ではない方も名張高校のことをよくご存じでした。歴史と伝統のある地域に根ざした学校であることをあらためて認識しました。皆さんには、たくさんの先輩達という応援団がいることを忘れずに自信と誇りを持ってこれからの高校生活を送ってください。

さて、年も明け、神社や仏閣へ初詣に行った皆さんも多かったと思います。神社やお寺と言えば「おみくじ」ですね。聞いた話ですが、ある人が大凶を引いて落ち込んでいたら、神社の方が、大凶を引く確率はとても低く、逆にきっと良いことがあると思いますと言われたとか、そもそも「凶」は「これから悪いことが起こります」という意味ではなく、本当の意味は「これから気持ちを引き締めましょう」という意味だそうです。心に緩みがあるため、自分から悪いことを引き寄せやすい状態になっているので、これから気持ちを引き締めて行動すれば、悪い出来事を未然に防ぐことができます。そればかりか、引き締まった気持ちのおかげで、よりいいことを引き寄せることもできるそうです。本当に人生は考え方しだいだと思います。さあ、明日から授業が始まります。最終の成績が出る３月までもう少ししかない、ピンチだと思わず、短い期間でこれまでを取り返すことができるチャンスだととらえて、頑張ってほしいと思います。

最後に、３年生のみなさんはいよいよ卒業までのカウントダウンが始まりました。いろんな意味で、有終の美を飾ってほしいと思います。特に、１月下旬には高校生活最後の定期考査もあります。卒業後、スムーズに新しい生活がスタートできるよう、前向きに日々を過ごしてください。

また、２年生は 最高学年３年生に向けての準備の時期です。この時期にいろいろな意味で３年生への準備をしっかりしておいてください。

１年生は初めての高校生活を振り返るとともに、入学当時の初心に返り、１年間を締めくくってください。

最後に、来年はいよいよ学校創立百周年です。プレ百周年である平成２７年がみなさんにとってそして名張高校にとって、「すばらしい年」になることを祈念し、全校集会の挨拶にしたいと思います。