平成26年度 12月末全校集会 校長講話

平成26年度 12月末全校集会 校長講話

平成26年12月22日(月)

 みなさん、おはようございます。

 突然ですが、今日は何の日か知っていますか。もちろん知っている人も多くいると思います。それは二四節気の一つ「冬至」です。「冬至」は一年中で昼間が一番短くなる日です。明日から徐々に日が長くなってきます。また、この日にカボチャを食べ、ゆず湯に入ると体に良いとされています。

 さて、4月から早いもので9ヶ月が経過しようとしています。

さきほどたくさんの表彰伝達を行いましたが、表彰はされなくてもそれぞれ自分の中でこれは胸を張ってがんばったということが必ずあると思います。ぜひこの機会に振り返り自分に自分で表彰状を与えてください。また逆に反省すべき点も振り返ってください。

それでは、私なりに皆さんへ9ヶ月を振り返っての感想を述べます。

3年生の皆さん、さすが最上級生、様々な場面でリーダー性を発揮していました。また進路実現に向けて必死に取り組みました。まだ進路先が決まってない人、決してあきらめないでください。

2年生の皆さん、最大の行事である修学旅行、将来の進路を見据えた3日間のインターンシップ、大きな事故やトラブルもなく無事終わることができました。さすが名張高校生というところを見せてもらいました。来年度はいよいよ最高学年です。

1年生の皆さん、ずいぶん名張高校生らしくなってきたと思います。あと3ヶ月少しで後輩も入学してきます。今から先輩になる準備をしましょう。

 さて、明日から冬休みです、宿題、部活動、家庭での手伝い等、やらなければならないことがたくさんあると思います。

 そこで、この言葉を贈りたいと思います。それは「何苦楚」です。「なにくそ」と読みます。これはもちろん当て字です。往年のプロ野球名選手「中西太」がよく使った言葉だそうです。

 意味は、何事も苦労があるから成功する、逆に言えば楽して物事はなし得ないということです。

その言葉は「中西太」の弟子の一人である「田口壮」もよく使っていたそうです。彼は2年前に球界から引退をしましたが、「何苦楚」を座右の銘としてそれまで日本とアメリカ両球界で活躍しました。特にワールドシリーズチャンピォンになった瞬間にフィールドにいたのは日本人大リーガーで彼ただ一人です。

 皆さんも、なにごとにも、「何苦楚」の気持ちで取り組み、乗り越えてください。

最後に、来年が皆さんにとって今年以上にすばらしい年になることを期待して、冬休み前の講話とします。

 




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