平成25年度 12月末全校集会 校長講話
平成25年度 12月末全校集会 校長講話
平成25年12月20日(金)
みなさん、おはようございます。
4月から早いもので9ヶ月が経過しようとしています。
特に後期からは行事が盛りだくさんでした。皆さんは振り返ってどんな感想を持っているでしょうか。
私にとっては、もちろん初めての名張高校での新鮮な経験でした。まず、生徒が主催する最大の学校行事である学校祭です。さまざまな場面での皆さんの努力の成果を感じ取ることができ、まさしく『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ!」の気分で見せてもらいました。
また、今年は三重県で10年ぶりに「近畿高等学校総合文化祭」が開催されました。私は、全体の開会式と、上野高等学校であった「新聞部門大会」に参加しました。特に新聞部門大会では、本校の生徒たちを始め県内の新聞部の生徒たちが、他府県から参加した多くの生徒たちや顧問の先生方を「おもてなし!」の心で接してくれました。すばらしい大会でした。
3年生のみなさんは、就職・進学に頑張りました。特に、就職内定率は昨年度に比べかなり上昇しました。まだ、進路が決定していない人は決してあきらめずに来年は「倍返し!」の気持ちでトライしてください。
1・2年生のみなさんは、まだまだ先のことではないですよ。すぐやってきます。そのためにも、普段からいつも言っている、「きちんとしたあいさつ」「時間を守る」「服装を正す」、このことをしっかり実践するとともに、日々の授業を大切にしてください。こつこつとした積み重ねが、必ずよい結果を生み出します。
さて、明日から冬休みです、宿題、部活動、家庭での手伝い等やらなければならないことがたくさんあると思います。
しかし、「こんなことできない」とか「なぜこんなことしなければならないのか」等と不満を持つのではなく、例えば「やれば絶対できる」「これは将来自分のためになる」等とぜひ前向きに臨んで欲しいと思います。
作家井上靖の名言に「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」があります。不満ばかり言っている限りそれ以上の成長はできません。時に不満を感じる時もあるでしょう、しかしそれを長く引きずらないことが大切です。今、自分に何が必要なのかをよく考え、粘り強くいろいろなことに挑戦してほしいと思います。
みなさん、頑張るのはいつですか。「今でしょ!」
以上で、冬休み前の講話とします。