離任式 新しい趣向

 (2013.3.22/20:36公開)

 

 本日、本校は平成24年度の「最後の登校日」でした。
 表彰式、修了式、離任式がありました。

 

 このうち表彰式と離任式で、新しい趣向を採り入れました。

 

 表彰式は、球技大会、N1グランプリ(進路指導部主催の教養テスト)の表彰に加えて、クラブの表彰を行いました。
 クラブの表彰は、昨日この場で紹介した、柔道部の選手権大会の表彰です。
 女子個人で全国8強に入った榎谷ともみさんの表彰に、趣向を凝らしました。

 

 校長先生からの賞状伝達後、司会者が突然壇上にあがって、榎谷さんにインタビューを始めました。
 司会者からは、1月の県大会の様子などが紹介され、全国大会の試合の様子や、主将としてチームの雰囲気をどのように見ていたか等の質問が投げかけられました。

 

 

 

 

 

 

 
[写真は、本校・体育館にて、表彰式で公開インタビューを受ける、柔道部の榎谷ともみ主将]
(2013.3.22/10:03撮影)

 

 離任式は、さらにドラスティックな趣向が試みられました。
 開式の前に緞帳が下ろされ、その内側に離任者が座る椅子がセットされて、開式の宣言と同時に緞帳が上げられました。椅子には誰も座っていない状態です。
 ここから一人ずつ、「(司会者)その方のキャッチコピー→(教頭)教科・お名前→[聴衆からの驚きの声]→(教頭)紹介文」の順で紹介が進み、当事者には舞台の演台に進んでもらってその都度スピーチをしてもらい、そのまま舞台上に用意された席に座ってもらいました。

 

 キャッチコピーの一例です。
●保健室のアイドルです
●保健体育科のアイドルです
●クラシックからヘビーメタルまで、キャパシティの広いミュージシャンです
●名張高校随一のバイリンガルです
●よく写真を撮っていました

 

 この手法のメリットは、式典の最後まで「誰が呼び出されて離任してしまうのかわからない」緊張感があるということです。
 ただ進行のしかたがルーズになったり(聴衆が騒がしくしているまま進行しようとしたり)、聴衆の協力が得られなくなると、すぐに緊張感のない式典になってしまう可能性がありました。 
 その点、今日の名張高校生は非常に協力的で、よい式典を演出してくれたと思います。

 

 このドラスティックな演出は、生徒にも職員にも概ね好評でした。
 記憶に残る式典になったように思います。

 

 放課後、生徒が「○○先生のとき、驚いたよね。」「○○先生は、ありえないと思った。」といった感想を校内各所で述べ合っているいくつかの場面に遭遇しました。
 式典で緊張感を維持できた分、インパクトは強かったのだと思います。
 離任する本校職員の新任地等については、来月1日の新聞各紙に一斉に掲載されます。

 

 離任式のイメージは強かったですが、本日は現クラスでは最後のHRでした。
 さまざまな別れ、そして出会いがある季節ですね。
 在校生の皆さんは、自らの成長に資する有意義な春休みを過ごしてください。

 

 

 

 

 

 

[写真は、本校・体育館にて、新趣向の離任式]
(2013.3.22/11:08撮影)
※空いている座席は、これから離任の挨拶をする職員のためのもの。

 

 

 

 

 

 

[写真は、本校・体育館にて、離任式の最後に花束贈呈]
(2013.3.22/11:37撮影) 




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