PTA寄稿 スポーツと食事6 年齢とビタミン
(2013.2.18/8:48公開)
[編集者]
日常練習の直後に、炭水化物(おにぎり)を摂取している本校の野球部員は、こんな人たちです。必要なエネルギーを、適時的に摂取しているアスリートです。
ジュニア・アスリートフードマイスターの資格をお持ちの本校PTA役員の方からの、6回目の寄稿です。
[寄稿者]
今回は、「年齢とビタミン・ミネラルの摂取量」についてです。
アスリートは、活動強度の低い人と比べると、次のような状況になります。
●多くのエネルギーが必要
●当然、食べる量は多い
●ビタミン・ミネラルも多く必要
では、大人と子どものアスリートと比べると、エネルギー摂取等はどうでしょうか?
●子どものアスリートは、大人ほどエネルギーを必要としないことが多い
●当然、食べる量も大人ほど多くない
●しかし、ビタミン・ミネラルは大人と同じくらい必要
→子どもでも、ビタミン・ミネラルの供給源となる野菜・果物は、大人と同様にしっかり食べる必要があります。必要な摂取量は、以下の通りです。
野菜:1日あたり350g
果物:1日あたり200g
さらに、「体作りに好ましい食べ方」です。
①朝食は必ず摂る
グリコーゲンという物質は、肝臓と筋肉に蓄積されている。
寝ているときに、肝臓に溜まったグリーコーゲンを使っている。
朝食を抜いて運動をすると、肝臓や筋肉のグリコーゲンを使うので、体内のグリコーゲンが不足してしまう。
②エネルギー源となる主食は、毎食しっかりとる。
③主菜(メインとなるおかず)も、十分にとる。筋肉を養うために、タンパク質をとる。
④副菜(野菜料理)を、積極的にとる。
⑤果物(ビタミンC)をとる。
出典:農林水産省・厚生労働省
ジュニア・アスリートフードマイスター M.E
[写真は、本校・クラブハウス前にて、練習後に炭水化物(おにぎり)を摂取する野球部員]
(2013.2.10撮影)
※野球部は、一緒に「まじめに」ご飯を炊いてくれるマネージャーを、募集しています。